二十七話 ページ41
私はきらりに仕事をUNDEADメンバーの気付かれない程度で丸投げされ、少し口論しながらやっていた。
もちろん大神は一生懸命やっているため、私ときらりのやりとりに全く気付いていない。
そんなプロデュース中、私は零先輩に呼び出された。
零「嬢ちゃん、ちょっといいかや?」
「あ、れ……朔間先輩、何ですか?」
零先輩はくいっと親指でドアを指す。外に出ろということだろうか。
零「いろいろ話したいことが、な。」
「はい。今行きます。」
そう答え、きらりの横を通り過ぎようとすると、
きらり「ふっ、ざまぁ。」
とほくそ笑んだ顔できらりが言った。
「お待たせしました、先輩。」
レッスン室を出ると、壁にもたれかかって待っていた(やっぱかっこいいなオイ)零先輩が、私の頭に手をおいた。
零「ああ。……大丈夫かえ?」
頭をゆっくりとなでられる。
「何がですか?」
零「きらりにじゃよ。嫌がらせなどせれてないかえ?」
「仕事を押し付けられたりくらいでまだなんてことないですよ。」
零「そうか。嫌なことをされたら、すぐ我輩に相談するんじゃぞ?我輩もできるだけ3−Bにいるようにするのでな、いつでも来てくれ。」
零先輩は私の頭からスッと手を離すと、レッスン室のドアノブに手をかけた。
零「そうだ、さっきも零先輩って言いかけてたじゃろう?」
ぎくっ。
零「いや声にでておるよ……じゃが、今度から気を付けてくれるといいのう。」
「わかりました。」
朔間先輩は私に頑張れよ、と言うと先に入っていった。
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凛(プロフ) - レオぴが尊いさん» ありがとうございます!返信遅れてすみません!アンケート作ったので、そちらもよろしくお願いします! (2020年1月27日 21時) (レス) id: 808eddc905 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - kimaさん» すみません!間違えてたの何話か教えてもらえますか? (2020年1月8日 15時) (レス) id: 808eddc905 (このIDを非表示/違反報告)
kima(プロフ) - 零さんの一人称は我輩です (2020年1月8日 2時) (レス) id: 63736b3e41 (このIDを非表示/違反報告)
レオぴが尊い - きらりは退学にして、落ちは凛月です これからも頑張ってください (2020年1月7日 10時) (レス) id: 5067e0396d (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 夜さん» ありがとうございます!参考にさせていただきます! (2020年1月5日 16時) (レス) id: 808eddc905 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛 | 作成日時:2019年7月20日 21時