三十七話 ページ6
いきなり現れた人によって連れてかれた鉄虎くん。
「た、大将。あの人誰……？」
紅郎「あいつは守沢千秋だ。鉄が所属してるユニット、流星隊のリーダーでな。
あいつ、人一倍正義感が強すぎて誤解してたようだが、あとで誤解を解くからあまり気に病まないでくれ。悪いやつじゃねぇんだ。」
「お、おう……？」
まあ大将が言うのなら、悪い人ではないのだろう。
「大将。それ縫うの、手伝っていいですか？裁縫の練習がしたいんで。」
紅郎「ああ、ありがとよ。じゃあこれ頼む。ここをこうやるんだが……」
大将に教えてもらいながら衣装を縫っていく。
「できた！」
紅郎「すげぇな、なかなか上手いぜ。」
「へへっ、大将にそう言われると嬉しいです。」
紅郎「嬢ちゃん、笑い方は残念なんだな……」
裁縫の腕を褒められて照れ笑いしたら、なぜか大将に呆れられた。なぜだ。
結局昼休み終わりまでやっていた。
大将、やっぱ宗先輩と幼なじみなんだな、って思うことが多々あった。
やっぱあの幼なじみは最強なんだな。
みか「んあ、Aちゃん！」
「ど、どうした！？」
ルンルンで教室に帰ると、みかちゃんがこっちにかけよってきた。
みか「今日トリックスターのプロデュースらしいで！大丈夫なん！？」
「え、まじで？……そうだった。」
そっか今日だったか。
「トリックスターとか憂鬱でしかないよ……？え、嫌や……絶対目の敵にされるぅ……」
嵐「あらあらァ、大変ねェ。」
「かいちょーなに考えてんだあああああああああああああ」
英智先輩、実は私のこと嫌いだったりします？
「あ、でも、きらりに一番近いんだから、情報集めやすいかも。」
なーんだ、会長ったら優しいのね(白目)なんて言うとでも思ったか！
もしそういう理由で気を回してくれたとしても鬼すぎいいいい(情緒不安定)
「あったら文句言いまくってやる……末代まで呪ってやる……」
弓弦「言っておきますね」
「ごめんやめてください……」
あ、そうだ。弓弦くんは中立らしいので普通に接してくれる数少ない人だ。
fineのプロデュースのあの一件以来、ちょっと話すようになった。
みか「で、大丈夫なん？」
現実逃避してたのに話戻しちゃったよみかちゃん。
「どうしよう、怖いんだけどぉ……」
あのブルーベリーの鬼のびびしみたいに、めっちゃたけっちゃってる。ガタガタガタガタ
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アリサ - 終わっちゃった・・・ (2021年8月27日 10時) (
レス) id: 2149cb42f2 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - ももさん» 話書くの遅くなってしまってすみません！でも、そう言っていただけて嬉しいです！ (2020年3月14日 14時) (レス) id: 808eddc905 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 遅くなりましたけど…リクエストのお話とても素敵でした…ありがとうございます！ (2020年3月14日 12時) (レス) id: 7b0d973be2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛 | 作成日時：2020年1月7日 12時
