【カゲプロ】隣の部屋の幼馴染み

夏祭り ページ37

貴方

＿7月24日の6時30分

今日は夏祭りに行く日

貴方「うぐ…」

今、何してるかと言うと

母「お腹引っ込める!!」

お母さんに無理矢理、浴衣を着せられています

私は、面倒くさいしいいって言ったんだけど

『折角の夏祭り何だから♪』

とかお母さんが張り切っちゃって

髪の毛も何か凄い事に…

母「よし、完成!!ほら、時間よ!!いってらっしゃい!!」

全く…何でこう言う時だけ張り切るんだが

貴方「はぁ…いってきます」





玄関に行くと、普段履いてるスニーカーではなく、『下駄』が置いてあった

つまり…

貴方「これ履いてけと」

あまり気分が載らないが浴衣にスニーカーってのは…

仕方がない、履いてくか

馴れない下駄に足を通し、玄関のドアを開ける

すると、そこには

シ「!?…よ、よぅ…お、お前…浴衣、何だな…意外…//」

赤がベースのジンベイを来たシンタローがいた

ふ〜ん…似合ってんじゃん…くそっ

貴方「あのね、私だって好きで着てんじゃないの!!ってかシンタローこそ意外だわwジンベイとかw」

ダサい服を想像してたのに((

貴方「意外と似合ってんのも…何かムカつく…」

ｸｿｯ…何かシンタローが格好よく見えてきた…

とうとう私、視力がﾀﾋんできた様だ

シ「っ…//あ、ありがとぅ…//お前も似合ってる…//」

何でコイツ照れてんの？

早急の無し。やっぱキモいわ…

貴方「嬉しいなぁー(棒)さ、茶番はこの辺にして行くぞ。アヤノちゃん待たせちゃ悪いし」

腕時計を見てみると『6:45』と印されていた

ｶﾞｼｯ…

とシンタローの腕を掴み、そのまま早歩きで進む

シ「ちょっ、A!?離せよっ//」

文句の言うシンタローに顔だけ後ろに向る

貴方「お前、足遅いから引っ張ってやってんの。文句ある？」

と言うと、シンタローはうつ向いて

シ「ありません…」

と言った…分かればいいんだ、分かれば

そのままシンタローの腕を引っ張りながら歩く事15分

集合時間ギリギリの7時に、待ち合わせ場所である時計台に着いた

そこには、もぅアヤノちゃんが待ってた

貴方「ごめん!!待った？」

ア「Aちゃんにシンタロー!!そんなに待ってないから大丈夫だよ♪」

アヤノちゃんの服は…浴衣だった

白がベースの生地に、金魚の柄付いている…清楚な浴衣

とてもアヤノちゃんに似合っている

髪型も少しアレンジが施されてる様

ってかアヤノちゃん…学校では見慣れたから何も言わないけど

普通の日もマフラー着けてるんだ

ア「じゃぁ回ろっか!!」

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