【カゲプロ】隣の部屋の幼馴染み

テスト週間 2 ページ21

シンタロー目線

月日がたって、とうとう1学期最後のテスト週間

担任「じゃあ帰ったらしっかり勉強するように」

級長「さようなら」

全員「さよなら」

別にテスト自体は…なんの問題は無いのだが…

提出物が面倒くさい

ア「あーあ…もぅテスト週間だねー」

それ以外はまぁ…普通だ。普通

貴方「だねー。本当、テストとかいらねー」

いつも通り、だろうし…

ア「でもさ、これが終わったら夏休みだよ〜!!」

…。夏休み…か

まぁオレには関係ねぇー事だな

今年もどうせ自分の部屋に閉じ籠ってグダグダ過ごすんだろうし…

貴方「だね。まだ先だけどw」

ア「うん。じゃあまたね〜」

アヤノは元気よく昇降口から出ていった

貴方「うん。ばいば〜い」

これでAと二人きり…と思うと、アヤノには申し訳ないが、少し嬉しい

貴方「ところでシンタロー、やっぱ今回も余裕な訳？」

アヤノが居なくなったからなのか、今まで話を振ってくれなかったAがオレに話掛けてきた

今の流れからして…テストの事、だろうか？

シ「ん？テストの事か？まぁ…いつも通り、かな？」

そう言うと、恨めしそうに

貴方「本当、シンタローは頭いいねぇ〜その脳みそ、少し分けてよ」

『脳みそを分けてよ』と言われた

シ「はっ…誰がお前何かにやるかよ」

少しからかう程度で言ったつもりだったのだが…それが間違いのようだった

貴方「酷くね？それ？」

そしてオレは家までAに追い掛けられながら帰る事となったのだった

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