39 ページ42
パッと高尾君の頬から手を離す。
貴女『・・・で、少しは落ち着きましたか?』
高尾「っ・・・ごめん。」
珍しいですね。
テンションが低い高尾君は。
貴女『バスケをするのなら、冷静さを失っては致命的ですよ。
それに、私はそこまで精神が弱い訳では無いです。むしろ強い方です。
悩んでいる方が阿保らしい。』
高尾「っあははは!確かに!」
高尾君は高らかに笑い声を上げ、今もなお、お腹を抱えて笑っている。
笑い死んだり、しないでしょうね・・・?
というより笑いのツボがよく分からない・・・
貴女『さ、もう教室に行きましょう。昼休みが終わりますよ。』
屋上への出入口に足を向けたその時。
誰もいない筈の扉の方からパタン、と音がなった気がした。
貴女『・・・?(音・・・出入口の方から?まさか誰かいた?)』
高尾「どした?早く戻ろーぜ?」
貴女『・・・そう、ですね。』
気のせい、だったのだろうか・・・
327人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
匿名希望 - 続編のパスワードを教えていただいくことは可能でしょうか。 (4月16日 16時) (レス) id: eabc278b73 (このIDを非表示/違反報告)
Cーちゃん(プロフ) - 続編が気になるのですがパスワードを教えていただきまさんか。 (10月10日 16時) (レス) id: 43bdb2981e (このIDを非表示/違反報告)
Cーちゃん(プロフ) - とても面白かったです。 (10月10日 16時) (レス) id: 43bdb2981e (このIDを非表示/違反報告)
理菜(プロフ) - 続編のパスワードを教えていただけませんか? (8月11日 15時) (レス) id: e915ea8413 (このIDを非表示/違反報告)
kikuti0914sora(プロフ) - 続編のパスワードを教えてもらうことわ可能でしょうか (2023年4月22日 17時) (レス) id: 0949eefd09 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:彼岸 椿 | 作成日時:2019年6月17日 20時