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パッと高尾君の頬から手を離す。


貴女『・・・で、少しは落ち着きましたか?』


高尾「っ・・・ごめん。」


珍しいですね。
テンションが低い高尾君は。


貴女『バスケをするのなら、冷静さを失っては致命的ですよ。
それに、私はそこまで精神が弱い訳では無いです。むしろ強い方です。
悩んでいる方が阿保らしい。』


高尾「っあははは!確かに!」


高尾君は高らかに笑い声を上げ、今もなお、お腹を抱えて笑っている。


笑い死んだり、しないでしょうね・・・?
というより笑いのツボがよく分からない・・・


貴女『さ、もう教室に行きましょう。昼休みが終わりますよ。』


屋上への出入口に足を向けたその時。





誰もいない筈の扉の方からパタン、と音がなった気がした。



貴女『・・・?(音・・・出入口の方から?まさか誰かいた?)』


高尾「どした?早く戻ろーぜ?」


貴女『・・・そう、ですね。』


気のせい、だったのだろうか・・・

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匿名希望 - 続編のパスワードを教えていただいくことは可能でしょうか。 (4月16日 16時) (レス) id: eabc278b73 (このIDを非表示/違反報告)
Cーちゃん(プロフ) - 続編が気になるのですがパスワードを教えていただきまさんか。 (10月10日 16時) (レス) id: 43bdb2981e (このIDを非表示/違反報告)
Cーちゃん(プロフ) - とても面白かったです。 (10月10日 16時) (レス) id: 43bdb2981e (このIDを非表示/違反報告)
理菜(プロフ) - 続編のパスワードを教えていただけませんか? (8月11日 15時) (レス) id: e915ea8413 (このIDを非表示/違反報告)
kikuti0914sora(プロフ) - 続編のパスワードを教えてもらうことわ可能でしょうか (2023年4月22日 17時) (レス) id: 0949eefd09 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彼岸 椿 | 作成日時:2019年6月17日 20時

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