EPISODE 13* ページ15
【Aside】
宇髄｢おし、これで最後だ。｣
宇髄から少し大きめのダンボールを受け取って
床に置く。
制服についたホコリをパッパっとはらう。
『では、私はこれで。おつかれ様でした』
ドアに手をかけて美術室を出ようとすると、
後ろから名前を呼ばれた。
振り向いてみれば、先程いたはずの宇髄はそこには居なくて、変わりに奥の部屋のドアから顔を覗かせていた。
ちょいちょい、と手招きしている。
『？あそこは準備室…？』
おそるおそる足を踏み入れる。
初めて入った準備室の中は意外と広かった。
しかし、教師用の机と少し長めのソファが置いてあるだけなのでかなりのスペースが余っている。
宇髄｢そのソファ座っていーぞ。｣
『し、失礼しまーす。』
ゆっくり座ると、ばねがギシっと音をたてて
ソファが沈む。
宇髄の方を見ると何かが急に飛んできた。
慌ててキャッチする。
宇髄｢それやるよ。手伝ってくれた礼だ。｣
『あったかい…。』
宇髄が投げたのは温かいココアだった。
『ありがとうございます。』
宇髄｢ん。
そういや雪那、まだ時間大丈夫か？｣
(雪那ね……。)
宇髄にそう言われて時計をチラリと見る。
『はい。まだ大丈夫です。』
宇髄｢お前に聞きたいことあんだけど…｣
『聞きたいこと、ですか？』
宇髄｢あぁ、お前、俺とどっかで会ったことあるか？｣
ドキリとした胸の動きに隠れてチクリとした痛みがある。
『いえ、初対面だと思いますよ。』
宇髄｢そうか。
なんかわかんねぇが、お前からは地味に懐かしい感じがすんだよなぁ〜。
それにほら、廊下で会った時俺の名前知ってただろ。｣
『あ、あれは…。クラスの女子が先生のこと話してたので…。もしかしたらそうなのかなって…。』
宇髄から目を逸らして適当な嘘をつく。
宇髄｢ふーん。｣
宇髄はどこか納得していない様子だったが
｢ま、いいや｣と気をそらすことができた。
『わ、私そろそろ行きますね。
遅刻扱いになるのも嫌なので……。』
宇髄｢ん。朝から悪かったな。｣
『いえ。
ココアありがとうございました。美味しかったです。』
宇髄｢また何かあったら頼むわ。｣
と、その言葉にAは小さく頷いて美術室を後にした。
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こんぺいとー。(プロフ) - 名前変えたい涙さん» ドタバタ編集したのでもしかしたらまだ名前がそのままになっている所があるかもしれません(汗)その時は言ってください！直ぐになおします！ (2020年2月8日 20時) (
レス) id: f2066b104c (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - 名前変えたい涙さん» 名前変更しました！本当に申し訳なかったです...！どうか最後まで読んでもらえると嬉しいです。 (2020年2月8日 20時) (レス) id: f2066b104c (このIDを非表示/違反報告)
名前変えたい涙 - こんぺいとー。さん» なんかすみません…私1人のためにそこまでしなくても平気ですよ…！！ (2020年2月8日 18時) (レス) id: 6fb7d582a8 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - 名前変えたい涙さん» ぱっと思いついた名前を付けました。不愉快な気持ちにさせてしまい、ホントに申し訳ないです…。足立の名前を変更するのでどうか読んで欲しいです。編集が終わるまで少し時間がかかるかもしれませんがそれまで待って頂けますでしょうか？ (2020年2月8日 12時) (レス) id: f2066b104c (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - 名前変えたい涙さん» ホントに申し訳ないです！！！ごめんなさい！！ (2020年2月8日 12時) (レス) id: f2066b104c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんぺいとー。 | 作成日時：2019年11月6日 18時
