22曲目 ページ24
翔達が悲鳴の聞こえた階段につくと
そこにはQUARTET NIGHTの姿もあった。
翔「七海!」
春「翔くん…先輩がッ」
震えた声で春歌は階段の下を指さした。
そこには尻餅をついた嶋と
倒れたAの姿が。
真「A先ぱっ((嶺「新人ちゃん!!」
嶺二が真っ先に嶋を支えに行ったのをみた翔達は心がチクッと痛くなった。
音「…Aっ」
音也は焦るように階段を駆け下りると
Aの肩を叩いた。
『…音也』
レ「怪我はしていないかい?」
『…うん、たぶん』
ト「よかった…」
トキヤも普段とは違って声が震えてた。
嶺「Aちゃん_」
キッとAを睨む嶺二。
嶺「もう、勘弁してよッ!!!
これ以上僕らの関係をぐちゃぐちゃにしないで!
後輩ちゃんや、おとやん達も
Aちゃんのせいで事務所から変な目で見られてるんだよ!?
それに新人ちゃんに怪我までさせて…
もう僕らの目の前から消えてよ!!!!!
もううんざりしてるんだよ!!!」
蘭「嶺二…ッ!」
藍「ちょっと、それは言い過ぎッ…」
カ「…だが、寿の言っていることも一理ある」
セ「カミュ…!!!」
カ「A、貴様のせいで皆 迷惑しているのだ。
周りのことを考えるようなら即刻出ていけ。
その方がお前の為にもなろう」
Aside
なにこれ、突き飛ばされて身体痛いのに
また責められるの…?
でも____
『……そ、だよね』
音「Aっ」
『ごめん、私…皆に甘えてた
そのせいで音也達を傷付けてたね
迷惑もかけてた…』
自分で自分を責めてるみたいに
どんどん息ができなくなってくる
涙もでてくる
怖い、苦しい、寂しい、悲しい
いろんな思いが溢れる
ぽっかりあいた穴から
どんどん気持ちが零れていく
『…確かにこの場所から出ていった方が
私の為になるのかもしれないね』
ゆっくり立って私は皆から少し離れた。
あぁ、頭がクラクラする
翔「Aっ!」
背中から聞こえる翔の声は
聞いたことがないくらい弱い声だった。
『私は助けてなんて一言も言ってない!!』
そうだよ、私は言ってない
心の中で思ってただけ
『…もう要らない
こんな場所、要らない!!!!!』
レ「レディ…」
那「Aちゃん…!」
『…
____________
作者:展開が早いけど、この先の事考えると仕方ないのですみません!!!←
293人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫歩(プロフ) - 死の桜姫さん» こんにちは、私もこんなシーンに何回もあっていたのでかなりキツイ内容だったかもしれません。なにか溜め込んでいることがあったら遠慮なくいってくださいね。楽しみにしていただけるのが一番嬉しいです。死の桜姫さんコメントありがとうございました! (2016年9月30日 12時) (レス) id: 6c0ffa0e54 (このIDを非表示/違反報告)
死の桜姫(プロフ) - こんばんは、この小説の裏切り?のシーンを見て、声がでなくて、泣きながら読みました。こういうシーンになった事があるからか、その時の事を思い出して、話しすぎました。すみません、頑張ってなどといえる立場ではございませんが、楽しみにしています。 (2016年9月29日 20時) (レス) id: d8990581b6 (このIDを非表示/違反報告)
猫歩(プロフ) - 森花ありすさん» 森花ありすさん、はじめまして!恥ずかしながら作者の私も泣きながら書いていました…笑 本当にそう思います。続編 頑張って更新しますね!!コメントありがとうございました! (2016年9月25日 19時) (レス) id: 6c0ffa0e54 (このIDを非表示/違反報告)
猫歩(プロフ) - 死の歌姫さん» おおっ!続編でぜひ答え合わせをしてください(^^)!!そうです、あの(キャラの濃いい)4人を出していきます!死の歌姫さん更新頑張りますね!! (2016年9月25日 18時) (レス) id: 6c0ffa0e54 (このIDを非表示/違反報告)
森花ありす(プロフ) - 初めまして。とってもドキドキのお話で初めて読んだ時に夢主ちゃんに共感して部屋で泣いてしまいました。でも新しい居場所が見つかって良かった。^_^これからも楽しみにしています。 (2016年9月25日 18時) (レス) id: f67dbfeebc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ