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試合は順調に誠凛が勝ち進み、緑間のいる秀徳高校との試合が明日に控えた。
試合会場で笠松と別れ、2人で帰路に着く。
黒子達と言葉を交わしたかったけれど、黄瀬に後ででいいじゃんと無理やり帰らされた。
よほど同じ学校である事が気に食わないらしい。
Limeで黒子に謝罪と明日も見に行く事を伝えれば、こちらもこちらで怒っていた。
《会えると思ったのに。》
黒子を怒らせるのも緑間同様大変である事は分かってるはずなのに、と黄瀬にジト目をむけた。
「俺からも一応謝罪しとくっすよ〜。」
『涼くんからの謝罪は余計煽ってるようにしか聞こえないからやめときなよ。』
「そーすか?じゃあいっか。」
私の重いため息など聞こえないように、楽しそうに私と手を繋いでタクシーを待っていた。
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作者名:ぽるしぇ | 作成日時:2021年2月20日 22時