16 伏黒side ページ19
伏黒side
(Aちゃんが高専着いた辺りの時間??)
「お疲れ様」
「どうも…」
俺は今、保健室にいる
先程終わった任務で、切り傷を作ったため家入さんに治療してもらいに来た
「治療する時くらいタバコ吸うの止めたらどうです」
「お前ならいいだろ、付き合い長いし」
俺の腕に包帯を巻きながら、適当に返事をしてくる家入さん
別にいいんだが…こっちは一応患者なんだよ←←
なかば諦めつつも「…そうっすね……」と返事をする
「そういえば」
「はい?」
ふと思い出したように天井を見上げ、傍の机に置いてある1枚の写真を手にする
「お前もコイツを探しに行くのか?」
差し出された写真には、1人の少年が映っていた
大家族なのか、周りにはたくさんの人がいる
輝くような白髪を揺らし、アメジストのような紫色の瞳を細め
幸せそうに微笑んでいた
「あぁ…俺も任務前にソレ貰いました。行きますよ、この後」
「ふーん」
自分から聞き始めておいて、すぐに興味を無さそうにする
やめて欲しい←←
「任務後すぐに人探しとかめんどくせぇな」
「はい。すっごい、めんどくさいです」←←
「フッ…まぁ頑張れよ」
俺が正直に話すと可笑しそうに笑い、励まして?くれた…のか?
「東京にいる事は確定してるし、呪術界の人間総出で探してるらしいので…
そこまで大変じゃないでしょうし…」
「まぁ〜そうだな」
「家入さんは探さないんですか?」
「私は流れ込んでくる患者で手一杯だから、パス」
そこまで患者来ないでしょう
って言葉が喉元まで来たが出さなかった←←←
「案外その辺にいるかもよ」
「そんな偶然ないでしょう…」
意外とありかもよ〜なんて言いながら、包帯を巻き終え
「ほい、治療終了」
「ありがとうございました」
「ん〜」
気だるそうに書類に何かを書き込んでいる家入さんに背を向け
俺は保健室を後にした
この時、家入さんの冗談が実現するなんて思ってもいなかった
.
めぐみんsideも―少しあります…!!
更新止まってて申し訳ありません……!!(((((
472人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まチョコ - 面白いです。イラストなのかなと思ったんですがまさかの小説とは!!こんな展開好きです。これからも頑張ってください!! (2021年9月25日 14時) (レス) @page8 id: b9e98ac7b6 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず(プロフ) - とくめいさん» なるほど…調整していきますね!ご意見ありがとうございました! (2021年7月3日 8時) (レス) id: 22afa4f87f (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず(プロフ) - マユさん» コメントありがとうございます!!この作品で初めてコメント貰えたのですごい嬉しいです!!亀野郎ですがこれからもよろしくお願いします…! (2021年7月3日 8時) (レス) id: 22afa4f87f (このIDを非表示/違反報告)
とくめい - 左矢印が多いのが読んでて少し気になります。 (2021年7月2日 22時) (レス) id: a4b91c6d9c (このIDを非表示/違反報告)
マユ(プロフ) - お話読ませてもらってます!とても面白いです!!更新頑張ってください!!!! (2021年7月2日 1時) (レス) id: 366aac7a01 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ