私がアイツに冷たくする理由。2【青峰大輝】

幼馴染 65 ページ27

軽く触れるだけのものをし、直ぐに離れる唇


なんか妙に感触が残ったような気がし、
顔が赤くなる





｢･･･改めて、恥ずかしい｣







なんでって？



今までは流されてしてたものを
少し意識してしてみると、なんか新鮮で



青｢言われっからもうしねーよ｣




｢ん｣





あっさり了承してくれて、なんだかんだ優しいのだと感心していると





1人で買い物をした帰りなのか、さつきらしき人物が見える




｢ね、大輝･･･あれ。さつきじゃない？｣





青｢あ、ホントだ｣





｢さつきぃ〜〜｣




先程の事でどうしてもお礼が言いたくて、
さっきの元へ飛び出した






桃｢あ！Aと大ちゃん｣





夕焼けに染まる空を背景に見たさっきはとても綺麗で。



｢さつき、さつき、ほんとにありがとう｣





いろんな感情とが、混じりあって


感極まって泣いてしまっていた







桃｢ほんとに、2人はお騒がせなんだから｣



抱きついた私の背中を優しくさすり、


さつきはいつも通りの優しい言葉をかけてくれたのだ

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