上司の先生がいつも私をからかってくるんですけど！【赤司征十郎】

教員生活 5 ページ6

那「A先生って、ほんとに赤司先生と仲良しだよね。職員室でも有名だよ。」







えっ。






いつの間にそんな事を...。






「いやいやいや。仲良くなんて。私がからかわれているだけですよ。」






私は精一杯否定する。







変な噂なんか立てられたら困るし。








那「そうかなぁ。でも凄いことだと思う。赤司先生にあんな態度取れるのA先生くらいだよ？赤司先生の上司とか同僚でもなかなかいないのに。」







那月先生はクスリ、と笑った。







「えー。なんででしょう。いつの間にかこんな態度になってました。気を付けなきゃ...」







那「赤司先生も赤司先生でなんだかんだ楽しそうだし、大丈夫じゃない？」






赤司先生が楽しそうとか、やっぱり私をからかって楽しんでるだけだ...




なんて思いながらお弁当のおかずを食べる。







「うーん、まあそうですね。」









那「私も赤司先生に対してムキになってるA先生見るの楽しいからこれからも仲良くしときなよ？」







ふざけ半分で那月先生は言った。








「もう！！那月先生までからかわないで下さいっ！！！」








私がそう言うと声が大きかったのか、周りの生徒やら先生やらに見られる。









この大きな声で叫ぶのも、なおさないと。

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