【銀魂】入れ替わり生活【神威】

43 メガネダメガネ ページ44

「A、くれぐれも神楽には合わないでネ」



『誰？神楽って…』



「俺の妹だよ」









……









なーんて団長は言ってたけど…





名前だけわかっても
顔は見た事ないからなぁ








はあー…めっちゃ走ってちょっと疲れた…









「おい待て！！！！そこの女ァ！！！！！」









えええしつこいなあ…まだついてくるのー？？？






こんなの私一人で片付けられるけど
上からこっぴどく叱られそうだなあ









それにしても着物は全然走れないな
小またでトコトコ走ってる感じだ








敵も全然振り切れない…！









…いっそ止まって息の根を止めるしか









「あ、あの！お嬢さん！こっち」






私は何者かにぐいっと腕を引っ張られ
路地に入った







『だ、だれ！？』







「しーー！静かに」








「チッあの女どこ消えやがった！」



「…土方さん帰りやしょーぜ」






…

追ってきた奴らは私を見失ったみたい。









メガネをかけた男の子？に
どうやら私は助けられたみたいだ






『礼を言うよ』





「いえいえ、なんか追われてたみたいだったんで」





うあああ！すみません！
と顔を赤らめて、私の腕を離した








『あ…着物がボロボロだ…』




「なんでしたら直してあげましょうか？」




『え、いいの？』





「大丈夫です！こう見えても万事屋の従業員
やってまして…えっと、なんでもやるんですよ！」








そう言うとメガネの男の子は
すぐそこだから、と私を出迎えてくれた

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