『恵。』【呪術廻戦】【伏黒恵】

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貴女side


入口から臭っていたのは死臭だったんだ。
まさかあの暗い空間の天井にも吊るされていたのだろうか。




カヨ「wat! ?? wat! ??(何！？何！？)
Daar was immers iets! ??
(やっぱり何かいたの！？)」




ただでさえパニック状態の時に
これを言ったら面倒事になる。




貴女『Nie in nie. Gaan al(いない。もう行く)』





どんな状況でも焦らず常に冷静でいなれば。






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貴女『おかしい』



結構奥まで来たはずだ。
それなのに誰一人会わない。





カヨ「Ag! kyk!Uitgang!
(あ！見て！出口よ！！)」

貴女『出口？』





カヨはAから離れて光が指す方へと走っていく。





貴女『違うあれは出口じゃない戻って！』


カヨ「nè?(え？)」






1歩踏み出して彼女の腕を引っ張る。






カヨ「Hoekom hou jy terug?
Dit is nie lig nie!Ek is seker dit is buite!
(どうして引き止めるの？
あれ光じゃない！きっと外よ！)」


貴女『Kan u die lig sien wat hang as u hierna kyk(こっちを見てヨダレ垂らしてるやつが光に見えるか)』



「コッチにオイデ…」



貴女『…”呪霊”だ』


カヨ「Met wie praat jy?(誰と話してるの？)」





どうやらカヨには呪霊が見えないらしく、
Aが独り言でも言ってるように見えた。






貴女『(なるべく戦いは避けたい。
あえて呪霊のいる方に行くべき…？
まずはカヨを安全な場所に___) は？』




腕を掴んでいたはずの彼女がいない。
いや、消えた。

呪霊の手に気絶したカヨが握られていた。






貴女『(気配を感じなかった…
やっぱり戦わないといけないのか…)』




呪力の籠ってないただの刀を向ける
が、その呪霊は戦う気はないらしい。

子供を抱えて離れていく。

Aは顔を強ばらせながら
その呪霊の後ろをついて行こうとした時






背後から頭部を掴まれ地面に叩き潰され
意識を失った。





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