10見慣れない天井 ページ12
夢主side
……なんか、夢を見た気がする
でも何の夢かこれっぽっちも思い出せない…
っていうか見慣れない天井……あれ?なんで寝てるの?
そう思って起き上がろうとしたら突如首に痛みが襲いかかった。
「痛い」っていう悲鳴すら出ないくらいの痛さに動けず身を強ばらせて痛みに耐える。
悶えている間、まるで足でもつったような痛さに
首だから首をつった?あ、それアウトだ死亡する。などと頭では呑気なことを考えていた。
しばらくして痛みが少し和らいだところでゆっくり慎重に起き上がる。
え〜と…何が起こったんだっけ?
あ、そうだ自販機飛んできたから逃げてて……あとは曖昧だな…
気を失ったのかな?ここどこだろう?
とりあえずここにいても仕方がないので部屋を出ることにした。
・
「シズちゃんが暴れるからでしょ」
「あ?テメーが池袋に来るからだろーが!」
私が寝ていた部屋も普通の家みたいだな、何て思っていたけど どうやらここは誰かの家らしい
ソファーがある居間?……まあそんなところに弥生ちゃん達と折原さん、金髪さんの他に白衣を着た人もいた。
「あの…っ!」
ううっ……喋ると首に響いたのか痛みを感じて反射的に手で首を押さえる。
悶えるような痛さじゃないから大丈夫だけど、声をかけた後に
ここで暴れないでよ、と白衣の人が言ったからどうやら私の声は聞こえなかったらしい。
声が小さかったかな?いや、あれ以上大きな声を出せば私の首がもたない。
首を気遣いながら弥生さんの隣に移動して肩を軽く叩いた。
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作者名:儚きPIERROT x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=h0ak9an0ai6
作成日時:2015年5月17日 17時