風にのせた、Loveletter【朔間凛月】

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:7,080 hit

｢……もう無理だよ、凛月

別れよ？｣

いつも笑ってることが多かったアイツは、初めて俺の前で涙を流していた

分かってる

(名前)が求めてる゛言葉ﾞなんて

正直言いたくない
けど、俺の口から反対の言葉が出た
これで、少しでもアイツが楽になるなら……
そのためなら、俺はﾞウソﾞを──

｢……分かった｣

その一言で俺達の繋がっていた糸は、ﾞプツンッﾞと音を立てて切れた────

ホントは今でも大好きなのに……、

愛してるのにッ！！

手放したくなんてなかったのに……

けど、アイツを苦しませた元凶はﾞ俺ﾞ
苦しんでたアイツに何も出来なくて、逃げ続けた結果

馬鹿だよね、俺……

別れてからもう、7年が経つんなんて……
早いね〜

その間も、刻まれてく空白の7年間

もしさ……
あの日に戻れるとしたら、もう1度あのヘタクソな告白を聞いてほしい
それから空白だった7年間を埋めたい

まぁ、そんな願いは届かないって知ってるよ？

だって君は、これから俺じゃない人と結ばれるんだから……

ﾞセッちゃんﾞとね……執筆状態：完結