金星杯 ページ17
「ええ!?ま〜くん【金星杯】出るの!?なんでそんな重要なこともっと早く教えてくれなかったのさ!!!!?」
真緒「だっ…だって、お前最近忙しそうだったし」
「……あー…まぁ、ね…忙しかったのは忙しかったけど」
色々、大変だったんだよ
「お母さんは?」
真緒「あー…その」
「ああ、またあの子の……?お母さんは娘ばっかだねぇ?まぁ、だから私が弟のお世話をしているのだけれど」
真緒「A、そろそろ行かねーと間に合わねーぞ?」
「リョーカイ、【金星杯】、見に行くよ」
真緒「うげぇ…下手なパフォーマンス出来ねぇじゃねーか」
……本音を言うと、あんまり【金星杯】には出て欲しくないんだよなぁ
「なんか…嫌な予感するんだよねぇ」
「はぁ?零が今朝から海外に……?」
凛月「そ……伝言だよ、【あんまり天祥院とは関わらねー方が良い】…ってさ」
「……んー…そう、分かった、ありがとう」
凛月「…?A?ま〜くんの、見に行かないの?」
「行く行く……ただ、私ちょっとハードなんだよ、演劇部の公演にも出演して……その後」
…英智と宗のドリフェスに
「……分からない、英智は…いいやつだと思ったんだけれど」
零が言うならあまり関わらない方が良いのか……
「あーもう……面倒臭いなぁ」
夏目「ねえさん」
「ああ、夏目…やっほ、お前も【金星杯】見に行くの?」
夏目「ううン、今から僕は師匠のところにいくんダ
良かったらねえさんも一緒にどウ?」
「いや、遠慮しとく…一回、ま〜くんのところに行って緊張をほぐさないと…♪」
夏目「…ふーン、“ま〜くん”…ネ」
「じゃあ、またね〜」
ま〜くん緊張してるかなぁ…
てか、他のメンバー誰なんだろ…?
確か各クラス二人ずつだったはずだけれど
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作者名:Kananan | 作成日時:2017年12月28日 18時