嫌／わ／れ／者／に／愛／な／ん／て／い／ら／な／い／。

愛が５こ ページ7

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放課後。

fineのプロデュースがない私は本当に暇

ではない。

悪女から押し付けられた仕事が山積みなのだ。

放課後は空き教室で 押し付けられた 仕事をやるのが日課

押し付けられたを強調してやりたい。

A『…あなたの響き渡るmelodyはなんと輝かしく素晴らしい♩』

気分転換のため、というか仕事がめんどくさくなったので

机の上に書類を置き渉のソロ曲を唄いながら踊る。

渉のソロは完コピしている。殴られたりした時渉が目の前で歌ってくれる。

頼んでる訳でも無いのにね？

でも、その時が一番楽しかったかなぁ…

嫌われ者に愛なんてくれる人はいなかったのにさ

渉だけかなぁ、私がやってないって信じてくれるのは。

A『愛はなんてAmazing☆閉ざされた扉さえ、も……』

ピタ、と唄と踊りを止める。

正しくは“止まった”だと思う

閉ざされた扉 という歌詞が、何か私に……いや、そんな訳ないか。

ちょっと自惚れ過ぎかなぁ。




A『愛なんて嫌われ者にあげていいものじゃない。』



何故か涙がが出てしまいそうだったので

ぐっと堪えて、また仕事を始めた。

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