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ポンコツ11 ページ12

In 道場



「ちわーっす 沖田隊長がくるなんて珍しいですね」



「槍でも降るんじゃないですかー?」



「あれ? 隊長、彼女連れ?」



「ちょ、おいおい
めちゃくちゃ美人じゃん!」



「うらやっまっしー!」




『・・・どこ!?』



沖「道場でさァ
アンタここで働くんだろ?」



『働く? …あっ まっちゃんがそんなこと言ってたような』



土「あだ名統一しろよ
とっつぁんはもう帰ったし気がねなくヤれ」




銀「ちょっとちょっと 何かってにいってんの!?
銀さん こんなむさ苦しいところで働くなんて許しませんかね!」



『私は大丈夫だよ
ここ何か楽しそうだし』ニコッ



銀「ぐわっ」←可愛いすぎて吐血



沖「土方さん なめられてますよ
ここは一発しめときやしょう」



土「だぁぁー! もうわかったわかった
5分やる あとは好きにしろ」



沖「つーわけで 殺りやしょう」



『ふむ……どういうわけ!?』



突然、竹刀を渡されつっかかってくるのは同い年ぐらいの少年。



彼も竹刀だが、いきなり距離を詰められるとそれが真剣にさえ思えてくる。



『あまりにもいきなりすぎでは!?』




沖「腕試しなんだからこのくらい普通でさァ」



早く泣くとこ見てぇ





『心の声漏れてますけど!
まあ、倒せばいいんですね
シンプルで…とても助かります』




ピリッ


空気が変わるのがその場の誰もがわかった。




沖「へぇ アンタの目ェ
人殺しの目だ」





『あなたも相当イカれてますね』




土「万屋 あの女何者だ?
総悟と剣ではりあえる女なんてそうそういねぇ」




銀「っへーん! 教えるか ばーかばーか」




土「んだと!? てっめぇ!!!」




新「か、神楽ちゃん
こっちでもケンカが起きそうなんだけど」



神「A 強いアル」




「沖田隊長相手に一歩もひかねぇぞ
あの嬢ちゃん」



「す……すげぇー」



沖「やるなァ」



『あなたも』



竹刀をふるう手は休ませず二人は余裕綽々だった。



そんな時、



バキッ




「『 あ 』」



お互いの竹刀が折れた。




土「しめーだな
おい Aとか言ったな
合格だ 明日からでも仕事しろ」




『あちゃー、また折れた』



土「聞いてる!?」



沖「くっそ…次は真剣でしやしょう」




『だから真剣ないってば』




沖「ザキ お前のコイツに貸せ」




「山崎ならミントンやってますよ」



土「いや お前ら俺の話聞けよ!」

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作者名:のだ。 | 作成日時:2018年8月22日 14時

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