ポンコツ6 ページ7
沖田Side
土「寝るな! 聞けぇぇぇぇ!!!」
チッ
うるせーな マヨ方コノヤロー
沖「聞いてやすぜ
チンピラ三人とマヨ方さんが死刑って話ですよね」
土「誰がマヨ方だ!!!
てか、死刑なんて一言も言ってないからね!?」
死んでほしいのを遠回しにいってやったのに
少しは感謝してほしいでさァ
土「聞こえてんぞ!!!
…ったく 暴行事件の犯人のチンピラトリオを捕まえたのはいいがそいつらをヤったやつをまた探さなきゃならねぇ」
ヤったやつ?
ああ、そういえばチンピラたちは気絶してお縄にかかったのか
沖「なんでわざわざ探すんですか?
そいつは正当防衛ってことで片付けれるんじゃないですかィ?」
土「普通はな ただチンピラが妙な供述をしてな」
妙な供述ねぇ
めんどくさいことしやがって
人の仕事を増やすなってもんでさァ
土「いや、お前は仕事ほとんどしてないからなぁ!!!
いっつもいっつもサボってるからね!?」
さっきから人の心を読むな
マヨ方マヨマヨ
沖「それでその妙な供述って?」
土「さっきから心の声がだだ漏れなんだよ!
マヨマヨって何!? 名前の原型どこいった!?」
フー
タバコの煙を巻きながら土方コノヤローは続けた。
土「……チンピラが言うにはこの廃刀令のご時世に黒い刀を下げてたらしい」
沖「黒い刀……
真剣ってことですか?」
土「そうなるな
調べるとチンピラの傷も峰打ちだったし
それに絶妙な角度で急所ははずしてあった
相当な腕前だな ソイツ」
沖「へぇ」ニタァ
面白いことになったな
沖「つまり他の隊士が出くわしても勝ち目がないから俺に探せと
そういうことですか?」
土「わかったなら さっさと行け
新人なら後で紹介してやるから」
沖「新人なんてどうでもいいでさァ」
今はその謎の剣士にしか興味がなくなった
珍しくやる気がでた所で
沖「じゃ、見回りいってきやーす
まずは団子屋からだな」
土「おい 待て待て
お前 絶対サボる気だろぉぉぉぉぉー!!」
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作者名:のだ。 | 作成日時:2018年8月22日 14時