第204話・カッパの回 ページ25
その後の練習は久遠と響木がいない中ではあったが。普段通りに進む。
次はイタリア代表オルフェウスとの試合。
円堂もついにフィディオとサッカー戦えることが嬉しいのだろう、気合が入っている。
染岡が軽やかに木暮を抜き、ヒロトへパスが回される。
ヒロトは土方、佐久間、壁山、綱海を抜き流星ブレードV2を放ち、ゴールへ入れた。
「ナイスシュート！」
「やっぱりすごいなヒロトのシュートは！」
Aと円堂が感心するが、ヒロトはあまり嬉しそうな顔をしていない。
「どうしたの？ ヒロト」
「え、あ…いや。大丈夫、何でもない」
「？……━━━━━━あっ、河童か」
Aはふと河童の回を思い出す。
(そういえばオルフェウス戦の前だったな〜)と思い出し、つい口に出してしまった。
彼女のつぶやきが聞こえたのだろうヒロトが「かっぱ？」と聞き返す。
「う、うんん！ なんでもなーい！ 吹雪、私にパス出して〜！」
そして何事もなく朝の練習が終わり、午後の練習まで休憩となった。
そんな中、ヒロトがグラウンドから戻ろうとしなかった。
円堂が呼びかけると、その辺を走ってから宿舎に戻ると言う。
「ヒロトさーん、お昼には戻ってきてくださいよ！
今日は、私たち特製のおかかおにぎりもありますから！｣
春奈が離れた位置にいるヒロトに伝わるようにメガホンで伝えると、壁山が「おかかおにぎり」に反応した。
ヒロトは爽やかな笑顔を見せながら｢うん、分かったよ！｣とグラウンドから出た。ボールを抱えた。
た。
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活字不足卍(プロフ) - ごめんちゃい………でも頑張って10月中に出すよ！ (2022年10月21日 23時) (
レス) id: 251c6e8c34 (このIDを非表示/違反報告)
活字不足卍(プロフ) - 極端に言うとほぼ今日から書き始めました (2022年10月21日 23時) (レス) id: 251c6e8c34 (このIDを非表示/違反報告)
雪女 - 更新楽しみにしてます。 (2022年10月9日 21時) (レス) id: 883542d863 (このIDを非表示/違反報告)
フラッペ(プロフ) - お仕事大変なのに更新ありがとうございます。生きる糧なので続きを期待して待ってます！ (2022年10月8日 18時) (レス) @page37 id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - 続き楽しみにしてます。頑張ってください。 (2022年10月8日 14時) (レス) @page37 id: 9767c8e410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2022年9月22日 21時
