検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:6,199 hit

11罰。逃げたい ページ11

絶対にこっち見んなよな...。

(顔が熱い、俺もてめェみてェに顔真っ赤になってんのか...?)

ーーー
歩いて数分




「沖田さんっていつも余裕そうだよね。」

「あぁ。」

「しかもモテるしよく告白されてるんだって?最近知ったけど」

「そうですねィ」

「私最近他クラスの女の子に睨まれるんだよね、ほんと参っちゃうよ。付き合いたくて付き合ってるわけじゃないのに(笑)」

「...あぁ。」


...わたしが話しかけても沖田さんはあぁ。そうですねィ。しか言ってはくれない。


...おもしろくないからだろう。


ネタもない...。


向こうから話しかけては来ない。


今、私達は無言で歩いてる...。


リア充といえば2人でキャッキャしてる印象があったんだけど...

ベタベタしながら...いや、私たちはリア充(仮)だから違うか...。



「...」


あんなに告白されて、たくさんの女の子をフってきたのだろうか。




かっこいいのに勿体無い。

でも性格が性格だから嫌がらせをするために付き合ったことならありそう...

単刀直入に聞こう。


「沖田さんって誰かと付き合ったことあるの?」

「...!?...お前ェ...よくそんなこと聞けんな。仮にも彼女のくせに」

訝しげな目で見てくる。




「...ダメなの?」


「告白なら50回くらいされたことあるんじゃねェの?」


50回!?!?!?

「おっ今さっきのお前いい顔してやした。もう一度しろ。写真撮る」

「いや、もうしない。写真は撮らないで(カシャッ)ああああ!」


みんなの視線が私の方に集中した。

叫んだから。




「...逃げたい;」


...

手繋いでるから逃げられない!致命的なミスだ!


「逃がすわけねぇだろィ。」

他人が嫌がることを喜ぶ沖田さん...なんて人に嘘をついてしまったんだろう...


神楽ちゃんのせいにしたいところだが行動したのは私だ。


最近後悔ばっかりしてる...もう受け入れるしかないのか...。



パッ

沖田さんの手が離れる。



ギュッ


「...!?」



逃げられると思ったら後ろから抱きしめられた。


「ちょ、沖田さッ!?」

「...(ボソッ」


「...は?そんなの...」

「両方無理、その選択肢はなしでィ。もし両方無理なんて言ったら両方実践してやるからなァ」



「...沖田さんはいいの?」

「別に」

12罰。おわるのは早かった。→←10罰。常識外れだ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
設定タグ:沖田総悟 , 銀魂 , 神威   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ちせ(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください (2016年3月27日 9時) (レス) id: c8ad1cd256 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:砂時計II | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2016年3月27日 5時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。