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悪女が一匹 ページ3

「おい、モブ。さっさと仕事やれ。」

「はい。」


仕事を押し付けるクソ女(東條)に返事しながら書類を受け取る。
マジ、クソカスすぎてぴえんっ。

てか、一日に3人分の仕事とかクソハードで笑う(真顔)

「合同任務、大丈夫なんですか?実力バレちゃいますよ!」

「は?何口答えしてんのよ、モブの分際で。」

モブの分際かぁ・・・。

「ヒロイン様より強いモブって、最近の流行なんですね。」

「っ!!あんたっ。ふざっけんじゃないわよッ!!」

「うっ・・・。」


汚い足で腹を蹴られる。
いったぁ・・・不意打ちはズルくね?

バランスを崩した私に追加で蹴るクソ女。

「ふざけんな。任務、どうすんだよ。」

「はぁ?勝手に一人でいけばぁ?あ、精々死なないでねっ!!」

お前じゃあるまいし、死なねーよ。

しかし、まぁ。本当に今日死ぬかもしれん。

こんなに蹴られて任務(三人分)とかなんの拷問だよ。


「あ、顔も傷つけよ・・・。」

は、は!?おま、正気!?
呟いたクソ女に心の中で突っ込む。
いや、顔殴ったらおま、知らないよ?
殴るよ???

「ほら、顔上げろよ。」

蹴られまくって倒れてた私の髪を掴み持ち上げるクソ女。
まぢ痛い。ざっけんな。

「ふっ、ブッスい顔!もっと、ブスにしてあげる。」

あー、はいはい。化粧して頑張ってるアンタらと違って私はノーメイクのナチュナルお肌なんでね。




「あー、飽きた。じゃ、さっさと仕事やれ、クソモブ。」

顔の二、三発殴ったあと、一際大きく私を蹴って去って行った。



「あー、いったぁ・・・。」

なんなんだよ、スカートを叩き、立ち上がる。

「はっくしゅんっ。」

くしゃみで手を口に当てる。

「・・・は?」

手に着いた赤い液体。
口に広がる鉄の味。


「ちっ・・・めっちゃゴリラじゃん、あいつ。」





体がとても痛い。


兎にも角にも、任務行くかぁ。

悪女が二匹→←一応設定



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茨姫 - すいません、菜緒って私の世界一の友達の名前なんですけど、変えてください、柚美とかでいいでしょ (5月10日 19時) (レス) @page2 id: 248871b3e8 (このIDを非表示/違反報告)
処刑人だ!! - 面白かったです。続きを楽しみに待ってますます。 (2022年4月3日 21時) (レス) @page27 id: 37fa50b5c3 (このIDを非表示/違反報告)
- 悪女多すぎ笑笑面白かったです! (2022年3月7日 20時) (レス) @page26 id: ffe65b6852 (このIDを非表示/違反報告)
くみ(プロフ) - 私の友達の名前たくまなんやけどwww (2021年12月15日 17時) (レス) @page27 id: 36c134799c (このIDを非表示/違反報告)
- wwwwwww(腹筋崩壊) (2021年8月28日 21時) (レス) id: 96477243b9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:希乃夏 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Nonoka88884/  
作成日時:2021年4月11日 15時

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