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貴方side
夏休みが終わる２週間前。
私達誠凛高校に加え、キセキの世代が加入した強豪校のチームは1週間、この大きな新設の合宿施設で、合宿をやることになった。
私は黒子達と同級生だが、バスケ部のマネージャーになったのは2年生から。
今までは違う部活に入っていたが、１年生の時、たまたま友達と見に行ったウインターカップで、彼らの試合姿に感動してしまった。
そこでバスケ部のマネージャーを希望したら、リコ先輩の卒業後の後継も考えて、入れてもらえたのだ。
もちろん監督を出来る素質なんてないし、バスケ部に所属したことも無い。いつも文化部で、バスケなんて体育でやる程度だった。
そこから色んなことを必死に覚え、マネージャーの仕事もきっちりこなせるように頑張った。
今ではもう３年生だ。
そして、彼氏である火神大我も一時帰国してテンションも上がっていた頃...。
赤｢やぁ、久しぶり。｣
貴方｢征ちゃん！久しぶり。｣
誠凛の次にここに到着したのは、洛山だった。
朝早くから新幹線で東京まで来てくれたらしい。
去年、試合であった時は無冠の五将の3人が、ワチャワチャしてて征ちゃんとも仲良さそうにしてたけど、今年は彼らもいなくて...、
貴方｢征ちゃん友達出来たー？？｣
赤｢...。｣
貴方｢...。｣
赤｢いますぐ誠凛に行きたい。｣
貴方｢あっ...(察し)｣
友達ができないなかった征ちゃんであった。
？｢汗をかいてシャララガムシャラ☆｣
貴方｢うわっ...｣
大声で嬉しそうな顔して歌いながらこっちに向かってスキップしてきた黄色。
黄｢どーもーーーッス!!!!!!!!!!｣
貴方｢うるせぇ！！｣
黄｢Aっち！！！来てたんスね！｣
貴方｢てか自分のキャラソン歌いながらくるとかどんだけ自己主張激しいのw｣
黄｢えー、でも俺ってカッコイイからなんでも許されちゃうッスy))←ハサミ｣
赤｢黙れ駄犬｣
貴方｢うーわー、頭から血が噴水のようにw｣
赤｢お腹すいてきたな。｣
貴方｢だね。頭から血吹き出た黄瀬くん、頭黄色いからオムライスに見える。｣
赤｢黄瀬のせいで食欲が失せた。｣
黄｢え！？俺っッスか？！｣
黒｢認めてください。面倒なので｣
黄｢え...理不尽...｣
黒｢早く認めろよ(イグナイト)｣
黄｢うぉっ！いってぇ...。｣
貴方｢とりあえず館内見て回ろ。｣
赤｢だな。｣
とりあえず館内を散策する事にした。
黄｢モデルの扱いじゃない...(涙)｣
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作者名：よる | 作成日時：2017年9月19日 23時
