第四十三話.時雨華夜【月光隊/魑魅 零】 ページ42
んー、星霊奏太は月光隊公認の鬼だけど、あの様子だと禰豆子は鬼殺隊に公認されてないのかな。まぁ、御館様の話だと、明日鬼殺隊で炭治郎の裁判があるらしいから、朝一で行く人を決めるらしいし。というか、朝一って、もう今から行かなきゃダメだよね。屋敷に1回帰ろうかと思ってけど、時間もないか。
なんて、丁度山を下山し終わったところで考える。まぁ、義勇とは久しく話してないから会いたいけど、炭治郎になぁ、匂いでバレることが怖いんだよなぁ。変に私まで裁かれても面倒だし。だけど、禰豆子や炭治郎が死んじゃうのもなぁ。可愛い可愛い弟弟子だし、鱗滝さんのメンタルが…(←)
『はぁ…、どうしたものかね』
色々考えてるけど、どんな人を連れて行くんだ…?一般隊士も何人か勉強の為に連れて行くだろうし、だからと言って、月も全員となると、日光隊も来るだろうから庭に入らないし。まぁ、浮上した人優先なのかな。まぁ、全員ってことも無くはないけど。(メタ発言ー)
…、私はお目にかかれなかったけど、十二日月もいたようだし。それについての話も御館様達からあるのだろう。情報共有は早い方がいい。
『んー、行きたいけどね』
「どこにですか?」
『そりゃー、炭治郎の裁判にでしょ』
「お知り合いなんですか?」
『うん…?えっ、誰』
普通に喋ってたけど誰。振り向けば、あの時の蝶の髪飾りを付けた女性がいた。よく見たら、ボタンの色が黄色だ。
ふーん、柱の方だったんだ。
なんて、勉強不足だな。なんて、自分の鬼殺隊に対しての情報量の少なさに苦笑する。
「わたくしは胡蝶しのぶと申します。名前までは存じ上げておりませんが、月光隊の月の方ですよね。その羽織。あの子を庇った冨岡さんとも何か関係があるんですね?」
なんで私の立場知ってんのさ。なんか悔しい。(←)
というか、なんでこんなに柱に焦らされなきゃいけないの。どうせ義勇も炭治郎と一緒に怒られるんでしょ。私を巻き込むな。
『…、修行仲間ですが、何か。』
「いえいえ、あの子のことも知っているような感じでしたので。冨岡さんが庇った理由、知っているのかなぁ。と」
『どちらでも一緒です。知っていたとしても今は話さない』
「そうですか。きっと、あなたとはまたすぐに会う事になりそうですね。最後にお名前、伺っても?」
私は時雨 華夜。月光隊の月にして、夜の呼吸の使い手です。
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如月蛍(プロフ) - 【如月/主/修正】修正終了しました。次の方どうぞ。 (2021年8月13日 22時) (レス) id: a1933fa7ff (このIDを非表示/違反報告)
如月蛍(プロフ) - 【如月/主/修正】お話をそのままコピーしたのでルビがおかしくなっているので、集成させていただきます (2021年8月13日 21時) (レス) id: a1933fa7ff (このIDを非表示/違反報告)
味噌田楽(プロフ) - すみません、リレー小説を書きたいと思うので、パスワードを教えてくださると幸いです。 (2021年8月13日 19時) (レス) id: 9f9b8eea81 (このIDを非表示/違反報告)
極楽蝶* - 【日光隊\雫日 桜庭薫\こうしんしました】 (2021年8月13日 10時) (レス) id: 8608842858 (このIDを非表示/違反報告)
魑魅 零(プロフ) - 極楽蝶*さん» 素早いご対応ありがとうございます。では、改めましてこれからよろしくお願いします。 (2021年8月13日 10時) (レス) id: 2214ae1c32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:魑魅 零 x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/SudamaRei21/
作成日時:2021年7月10日 17時