�� ページ33
和母A「いっただっきま〜す！」
「…いただきます。」
ワイワイ楽しそうにハンバーグを食べ進めていく2人。
正直、俺もかなり腹が減ってたからとりあえず今は食べることに集中する。
「……うまっ。」
ハンバーグを一口食べて思わず呟いた俺に、母ちゃんがクスッと笑う。
和母「でしょ〜？Aちゃんのお料理は本当に美味しいわね！和也、こんないい子が側にいてくれて良かったわね？」
「母ちゃんは料理苦手だからね。」
和母「あら、ヒドイ！(笑)」
A「そんなことないですよねぇ？今日、お昼にいただいたご飯、とっても美味しかったですよ♪」
「は？昼間っから来てたのかよ！」
A「お掃除とか一緒にしてもらって、ご飯も作ってもらっちゃった！」
和母「Aちゃん美味しい美味しいってキレイに食べてくれたんだから！その後も色んな話して、楽しかったわよね〜？」
「な、何の話したんだよ。」
和母「それは女の子の秘密よね？(笑)」
A「ね〜？♪」
「Aはいいけど、母ちゃんは"女の子" ってガラじゃないだろ。」
和母「……Aちゃん。」
A「こら、かずくん！女の子にそんなこと言っちゃダメ！」
「…………。」
くっそ〜。
2人揃うと何でこうも強くなるんだ？(笑)
俺の思いも虚しく、その後も母ちゃんとAの結束は固く結ばれ、電車がなくなるギリギリまで母ちゃんが帰ることはなかった。
「も〜〜！いい加減帰れよ！」
和母「Aちゃん、ゲームしましょ？」
A「しましょしましょ♪」
「っ〜〜！！」
かずくん、今晩も欲求不満です(笑)。
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作者名：NinoNino | 作成日時：2016年4月29日 2時
