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精神安定剤様が倒れた件。 ページ2

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おかしい。
もう一度言う、おかしい。
「大丈夫か」と心配すれば彼は、やつれた顔で「大丈夫」だと言う。しかし彼の顔を見ればそれが嘘だということは一目瞭然だ。






凛月「ほんと、ま〜くんって仕事大好きのド変態だよねぇ」

A「あはは…」






そんな死にかけている衣更くんを横目に、彼の幼馴染である凛月くんはとんでもない暴言を先程から連発している。忙しさでかまってもらえていないのか、不機嫌な様子だ。






真緒「なんだ、俺の話か〜?」

凛月「ま〜くんってド変態だよねって言ってたの」

真緒「えっ」

A「ちょと待てちょと待て」






その言い方はすんごく語弊がある。その言い方だと単なる悪口を言っていたみたいじゃないか。違う違う、俺らは衣更くんを心配していたんだよな?あれっ、そうだよな??

とにかく、その言い方は非常によろしくない。





A「その変態っていうのは、仕事に熱心っていう意味で!俺も!衣更くん少し休んだ方がいいと思う!」

凛月「無理するのはよくないってこの間お説教したばかりでしょま〜くん!なんでま〜くんは俺の言うこと聞いてくれないの!?」

真緒「2人とも落ち着けって…な?」






ダメダメダメ〜!と駄々をこねる凛月くんの有り様はまるでたまにスーパーなんかで見かける、お菓子で駄々をこねる子供の様だ。衣更くんが関わらないと見られないキャラ崩壊だ。

そして、なんとしてでも生徒会室に向かおうとする衣更くんVSなんとしてでもそれを阻止する俺と凛月くんの戦いが幕を開けた。






真緒「お前ら俺は平気だって!だからそこを早く退いてくれよ頼むから!!」

凛月「じゃあ保健室行って寝るか、俺と一緒に昼寝するか、仕事を放り出すか、選んで!」

真緒「それ、どれもいい選択ねえな!?」

A「諦めるのが一番だよ衣更くん…って、危ない!」






もはや何徹目かわからない体で俺たち(主に凛月くん)から逃げ回っていた衣更くんだが、とうとう限界が来たのか、目の前の机に足を引っ掛けた。






真緒「うわあっ!!?」

凛月「ま〜くん!!!!!!」

A「衣更くん!!!!」






そしてそのまま、勢いよく前に倒れた。

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ねーむ(プロフ) - 結さん» ありがとうございます! (2021年8月9日 1時) (レス) id: 4cddb094d7 (このIDを非表示/違反報告)
- 更新待ってます!頑張って下さい! (2021年8月6日 20時) (レス) id: de81aa094a (このIDを非表示/違反報告)
ねーむ(プロフ) - Ryuanoさん» 更新頻度低くてすみません…!頑張って更新しますのでしばしお待ちください!! (2021年8月4日 20時) (レス) id: 4cddb094d7 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねこ(プロフ) - いおりさん» わあああ、いおりさん、ありがとうございます!!めちゃめちゃ嬉しいです!!なるべく早く更新できるよう頑張っていくので、これからもよろしくお願いします!! (2020年9月4日 16時) (レス) id: ab2f19c22b (このIDを非表示/違反報告)
いおり - 続編も続きが欲しくなるはいり!これからも更新、頑張ってください!! (2020年9月3日 21時) (レス) id: 8bb283158d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねーむ | 作成日時:2020年9月3日 17時

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