竜に認められた少女【フェアリーテイル】

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《さあ、大魔闘演武二日目もいよいよ最終試合を残すのみとなりました》

《本日の最終試合マーメイドヒール、カグラ・ミカヅチ》

A「あーあのカチューシャ可愛い！私欲しいー！」

カグラのカチューシャを見てAは目をキラキラさせている

ルーシィ「じゃあA？フェアリーテイルが優勝したらお祝いに買ってあげるっ♪」

A「わぁお！！じゃあ本気だして頑張らなくちゃ！」

《セイバートゥース、ユキノ・アグリア》

《これはまたしても美女対決となったー！！》

グレイ「セイバートゥース」

エルザ「よく見ておくんだ。私たちが超えるべきギルドを」

A「うん！」

《カグラの強さは皆さんもうご存知の通り、マーメイドヒール最強の魔道士であり現在週サラ、一押し女性魔道士です！》

《対するユキノは今回初参戦、しかし最強ギルドセイバートゥースに所属しているというだけでその強さに期待がかかります》

そして、試合開始の鐘が鳴り響いた

A「…ユキノちゃんかぁ」

ユキノちゃんから感じる魔力…

星霊魔道士なのかな？

ユキノ「よろしくお願いいたします」

ペコっとお辞儀するユキノにカグラもお辞儀する

ユキノ「あの…始める前に賭けという物をいたしませぬか？」

カグラ「申し訳ないが興味がない」

ユキノ「敗北が恐ろしいからですか？」

カグラ「…軽はずみな余興は遠慮したいのだ」

ユキノ「では重たくいたしましょう」

真剣な顔つきでカグラを見つめる

ユキノ「命を…賭けましょう」

周りはその言葉に唖然としている

カグラ「その覚悟が誠のものなれば受けて立つのが礼というもの。よかろう参られよ」

《こ、これはちょっと…大変なことに…》

ユキノ「セイバートゥースの前に立ったのがあなたの不運」

スッ…

A「！！」

ユキノ「開け双魚宮の扉」

キィイン

ルーシィ「星霊魔道士！！？」

メイビス「…黄道十二門の一つ」

ユキノ「ピスケス！！」

ズォオッ！

鍵から白と黒の魚が出てきた

カグラを攻撃しようとしたが見事に除けられた

ユキノ「開け天秤宮の扉ライブラ！」

ボォンッ

A「二体同時開門…」

ユキノ「ライブラ標的の重力を変化」

ライブラ「了解」

片方の天秤を真上に上げる

すると

ズシィンッ

カグラ「くっ」

ユキノ「ピスケス」

動かないカグラに向かってまた攻撃をした

カグラ「！！」

A「あの人凄いね、ライブラの重力から抜けたよ！？」

興奮気味の私とナツ、やっぱり似てるかも

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