竜に認められた少女【フェアリーテイル】

○１７○ ページ18

イエーガ「こりゃ…ヒドゥンってよりどうやって敵を見つけるかじゃねぇだか？」

ジュビア「グ…グ…グレイ様がいっぱい…！」

目をハートにして周りを見渡すジュビア

ジュビア「これだけいるんだから一人くらいジュビアがもらっても…」

ふらぁ〜

ジュビア「グレイ様〜んっ」

ばふっ

つい抱きついてしまったジュビア

だが…

ブーーーー

ジュビア「？」

ビビビッ

ジュビア「きゃうん！」

［ジュビア−１］

《おーっとジュビアがコピーへの攻撃で減点1です。》

《この場合10秒後に別のエリアからリスタートとなります。また他の魔道士にやられてしまった場合も1P減点され10秒後に別エリアにてリスタートです。》

ミラ「これはちょっとジュビアには不利かもね」

ガジル「あのバカ」

《制限時間内であればリスタートは何度でも可能です。制限時間は30分。一番得点を稼いだチームが1位です》

ドサッ…

ジュビア「うぐっ」

グレイ「この競技…隠れるより見つける方が難しいだろ」

キョロキョロしながら走る。

ナルプディング「いやいやいやいや。ルールは早めに理解しておいた方がいいでサー」

グレイ「誰だ！！？」

ナルプディング「レイヴンテイル ナルプディング」

グレイ「てめぇのほうからやって来るとはな」

ナルプディング「ヒヒヒ」

不気味に笑うナルプディングに一発…

グレイ「見つける手間がはぶけたぜ！」

ヒョォォ…

グレイ「アイスハンマー！！」

ゴッ！！
ーー
ドロイ「おお！」

「今までの造形魔法とちがくねーか？」

ハッピー「これが修行の成果だね」
ーー
グレイ「これでポイントもらえんだろ？」

ブーーーー

グレイ「！！」

グレイ「何！？どういう…」

ナルプディング「ヒヒヒ。残念それはコピーでサァ」

何とコピーのナルプディングの後ろから本物のナルプディングが現れた

［グレイ コピーへの攻撃で減点1］

ビビビッ

グレイ「あー！！！」

ドサッ

グレイ「(くそー！やっちまった！！そうか…そういうことか。自分のコピーをうまく利用して的に近づく…奴のような作戦も有効だがもし、敵に特定できたら不意打ちも可能。そして、こちらがコピーのふりをしていれば特定されることもない」

これが隠密 ( ヒ ド ゥ ン )

ーー
ルーシィ「みんな群衆に溶け込んじゃったよ」

ナツ「こんなのどうやって見つけるんだよ！」

エルザ「(たった一つのミスが敵に自分の存在を知らせてしまう…」
ーー
グレイ「(どいつが敵だ？どれが人間だ？」

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