告白された人 ページ31
「んもう、こっちは大変だったのよォ？
1時間経ったら帰ってくると思ってたらまさか2時間も帰ってこないなんて…！
…でもまァ、うふふ、無事にくっ付けたみたいねェ？」
『…あはは、ごめんね、嵐ちゃん。ありがとう…』
結局、2時間もサボってしまった。
後で先生に怒られるかな、まぁ、たまにはいっか、なんて。
『…えーっと、それで
どうして夏目くんはB組にいるのかな…？』
「別に深い意味はないヨ、いいじゃなイ、Aちゃんに近寄る虫がいないか確認するくらイ♪」
「……あらあらァ、独占欲の高い彼氏サマねェ…本当に大丈夫なの、Aちゃん？」
「ちょっト、聞こえてるヨ。」
『だ、大丈夫だよ。夏目くんは優しいから。
ほら、夏目くんももうA組に戻った方がいいよ。ね？』
嵐ちゃんと夏目くんの間に謎の殺伐とした雰囲気が流れて、慌てて止める。
「…はァ、仕方ないネ。
こういうときは特に違うクラスなのを恨んでしまうヨ。
……後で迎えに来るから待ってテ。」
少し拗ねたような顔で言う夏目くん。
それから寂しそうにB組を出て行った。
え、えぇ〜どうしよう夏目くんがすごく可愛い……
「……ふふ、Aちゃんも随分と夏目ちゃんに夢中なのねェ。
…んもう！本当に可愛いんだからっ！！」
『う、す、す、好きじゃなかったら付き合ったりしないよ…！』
嵐ちゃんは嬉しそうに私の頭を撫でてくれた。
「…それにしても、ちょっとびっくりしちゃった。
いつも真面目に綺麗なノートを取って、先生の話にコクコク頷いて授業に参加してるAちゃんが、
まさか自分から夏目ちゃんの手を引いて教室から走り出したんだもの。
乙女は強いわね♪」
私の顔は紅くなるばかりだった。
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Satori(プロフ) - 荘夏さん» 度々コメントありがとうございます…！もう少しで終わる予定なんですが、少し描きたいエピソードがあったので…！頑張りますね！！ (2017年7月3日 17時) (
レス) id: 1f21d8b5e1 (このIDを非表示/違反報告)
荘夏 - お久しぶりです！付き合うとこで終わっちゃうのかとさびしかったので、続きがあってとってもとっても嬉しいです♪えへへ、応援してます…！！ (2017年7月3日 14時) (レス) id: d4804d7183 (このIDを非表示/違反報告)
Satori(プロフ) - ナルさん» キャラ崩壊しかしてない気がしますが…可愛いと思っていただけて嬉しいです…！頑張ります！！ (2017年6月29日 16時) (レス) id: 1f21d8b5e1 (このIDを非表示/違反報告)
ナル - あぁぁ夏目、夏目かわいいよぉハアハ((殴…こんな素晴らしい作品をありがとうございます！更新楽しみにしてます((o(^∇^)o)) (2017年6月29日 4時) (レス) id: c392d9b03c (このIDを非表示/違反報告)
Satori(プロフ) - 咲闇音椿さん» き、きゅんを超えるぎゅん…！？((ありがとうございます！頑張ります！！ (2017年6月28日 19時) (レス) id: 1f21d8b5e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Satori | 作成日時：2017年6月10日 16時
