第260話…恐るべし! ページ10
ユウ視点
僕らが『ワーイ!』っと喜んでいると神妙な顔をしたリリア先輩が爆弾発言をする
リリア「………みなが気づいてなかったみたいじゃから言うが…自動で上に上がる機械…えれべーたっといったか?あれが道の途中にあったぞ?」
「「・・・・ハァーーーーーッ!!?」」
ちょ…ちょっっ!!
ちょとまてちょとまてお兄さん!!?←
ユウ「なんで言わなかったんですか!?」
リリア「お主らがゴブリンの残骸を追うのに夢中だったのに言えるわけなかろう。それにAと入れ違いになる可能性もあったしのぉ」
ユウ「ぬぐぐ…」
た…確かにそうだけど……
どうせならそれに乗って
リリア「まぁ、終わりよければすべてよしじゃ!先に進むぞ!」
うぅ……まぁ、いっか……
リリア先輩に言いたいことを心に留めて僕らはまた先に進んだ
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数分後…
ユウ「えっと…今ので10階分登ったから今は90階だね!」
ジャック「ずいぶん登ったな…」
エース「正直ここから外見たら絶景なんだろうなぁ」
90階から地上を見るときはこう言いたいよね
『人間がゴミのようだっ!!』←
わかる?わかるよねぇ〜♪
セベク「若様ッ!!ゴブリンの残骸を追いかけた先に扉が見えます!!!」
マレウス「そうか。その先に人の子がいるのなら追いかける。扉を開けろ」
セベク「ハッ!!」
ツノ太郎に言われたのが嬉しかったのかセベクは元気よく返事をして大きな扉を開けた
ケイト「これって…大浴場?」
オルト「かなり大きいお風呂場だね!ゴブリンの血が混じってなかったら綺麗なお湯だったと推測されるよ!」
でしょうね。
そう…僕らの前に広がる大浴場のお湯はゴブリンの血で真っ赤に染まっていた
ユウ「Aはどれだけゴブリンを倒したんだろう…」
この大浴場だけでも10は超えてるのに道端に倒れてたやつ合わせると100超えるんじゃ…
グリム「倒しながら階段も登って…アイツの体力どうなってるんだゾ」
エース「そうじゃん!俺らただ階段登っただけだけどAは倒しながら登ってるんじゃん!!」
お…恐るべしA…っ!!
ユウ「と…とにかく先に進もうか…」
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作者名:氷の妖精姫♪ | 作成日時:2022年4月6日 16時