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第257話…予感… ページ7

A視点
















なぜセントラル・カセドラルがここに…





ううん。





そもそもダークテリトリーの軍勢がこの世界にいること自体が変なのに…






これ以上厄介ごとを増やさないでよ!!





エペル「見て!森の奥に何かいる!」





エペルが指差す先を目を細めながら見つめる





A「あれは…オークッ!?」
ユウ「なにそれ!?」
A「ダークテリトリーに生息する種族よ。なぜこんなところに…」






今まではゴブリンばかり出現していたから






てっきりゴブリンだけこちらの世界に迷いこんだとばかり…






A「とにかく殲滅を…」
オーク「グゥォォーーーーッ!!!」





おかしい…今まで倒したゴブリンは最初はまだ自我があった。





戦ううちにおかしくはなった個体はいたけど最初から自我がなかったことはなかったはず。





オークはゴブリンと同じで人間の言葉を発するはず…





なのに今はただ雄叫(おたけ)びを上げる獣だ。






A「まぁ、相手がなにであれやることは変わりない」






私は剣を構え走り出す






ユウ「Aッ!?」
グリム「霧雨も行っちまったんだゾ?!」
デュース「嘘だろッ!?」





後ろで何か言ってるけど…気にするほど無駄ね





A「霧雨!」
霧「グルルッ!」





霧雨は元の大きさに戻り私の元に駆け寄る。





私は霧雨の背中に乗り剣を掲げる。





A「《エンハンス・アーマメント》!吹き荒れろっ!!」





地上にいるオークを氷漬けにしたことを確認し






私はそのまま敵を倒しながら






セントラル・カセドラルの30階にある飛竜発着場へと飛び立つ。






自分の心の奥底にある嫌な予感を抱いながら…




.

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作者名:氷の妖精姫♪ | 作成日時:2022年4月6日 16時

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