迷える整合騎士は魔法の世界に【ツイステ】&【SAO】6 (ページ6)

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第256話…大爆発？ページ6

ユウ視点

エースの言葉を聞いた僕は、Aの両手を握りしめる

ﾕｳ「エースの言う通りだと思う｡記憶がなくても…君自身が否定してもAはAだ」
A「ユウ…」

僕は握りしめてる手に少しだけ力を入れる

ﾕｳ「それに…僕は君に助けられて君と過ごして君だから少しでも力になりたいと思ったんだ｡整合騎士だからとか記憶がない可哀想な女の子だからとかじゃない｡何者でもない目の前にいるAだからそう思ったんだ」

僕がそういうとグリムが僕とAが繋いでいる手にそっと自身の小さな手を乗せる

ｸﾞﾘﾑ「俺様は霧雨のためでもあるんだゾ！」
ﾕｳ「うん｡そうだね」

霧雨のためでもある｡

すると次にエース、デュース、ジャック、エペル、セベクと僕らの繋いでいる手に自身の手を乗せた

ﾃﾞｭｰｽ「マブとして当然だ！」
ｴｰｽ「まぁ、なんだかんだAには世話になってるしね」
A「デュース…エース…みんな…」

僕はもう1度Aの顔を見上げる

ﾕｳ「Aは…僕らの声を聞いても考えを変えない？」
A「わ…私は……」

Aが何かを言おうとした次の瞬間…

ドッッッカーーーーッッン！！！

ﾕｳ「なに！？」
ｸﾞﾘﾑ「またジャミルのヤツがオーバーブロットしたのか！？」
ｼﾞｬﾐﾙ「違うわっ！！」

そう言ってジャミル先輩が保健室のドアを乱暴に開けながら言う

ﾕｳ「ジャミル先輩！？」
ｴｰｽ「なんすかこの音？！」
ｼﾞｬﾐﾙ「説明は後だ！避難するぞ！こっちに来い！！」

僕らは何が何だかわからないままジャミル先輩の指示に従いつつ校庭に逃げ出した

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校庭…

校庭に出ると空が赤く染まっていた｡

まるでAの記憶で見たダークテリトリーの空のような…

そのまま校庭を見渡すと天まで届きそうな大きな塔が学園裏の森に建っていた｡

しかし僕らはあの建物に見覚えがある

ﾕｳ「あれって…」
A「セントラル・カセドラル…」

そう…Aの世界にあるはずの建物があったのだ

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