第262話…封印 ページ12
ユウ視点
チュデルキン「4号!お前が役立たずだったせいで整合騎士はほぼ壊滅!!猊下と私は死んでしまったのだ!!」
A「な…んの…こ…とですか……っ!!」
Aは苦しみながらもチュデルキンに聞く
チュデルキン「お前がいなくなった数ヶ月後に禁忌を侵した罪人がセントラル・カセドラルから脱獄し31号・7号・2号・1号が倒され30号が罪人に加担し公理教会に…いいや、猊下に歯向かったのだ!!」
番号で呼んでるから誰が誰だかわかんないけど…
整合騎士の1人がアドミニストレータと戦ったってこと?
A「ア…リス…が……?っ…しかし…右目っ…の封印はっ…?」
チュデルキン「破ったのだ!あの1号でさえ…今まで誰にも解けなかった右目の封印がっ!!あんな小娘にっ!!」
アリス?アリスってあのアリスだよね?
あの子が右目の封印を…
A「そ…ですか…なら………負けるわけにはいかないっ!!!」
チュデルキン「何を言う!!お前だって200年間破れなかった封印を今ここで破れるとでも思うのか!!」
Aが叫び悶えているのは右目の封印を解くため…
A「確かに…私は…っ……200年…このっ…封印を解くっ……ことができ…ませんでした…でもっ!!」
Aは、苦しみながら床に伏せていた体を起こし
両目を見開き僕らに赤く染まった右目を見せつける
A「ユウに…みんなに出会って私は変わったっ!!今ここで公理協会を戦う意思を見せなければ彼らに申し訳ないでしょっ!!」
Aは、床に落ちていた剣を拾い上げチュデルキンを睨みつける
A「ハァァーーーーーーーーア゛ァァア゛ァァッッ!!!!」
一瞬だった…右目が破裂しAは剣をチュデルキンに向けて切り込んだ
チュデルキン「ナニィッ!?」
A「ヤァァーーーッ!!」
チュデルキンはAの剣を咄嗟によける。
そして剣はそのまま地面に刺さった。
A「ハッ…ハッ…」
彼女の右目はかたくと戯れておりその目からは血が涙のように流れていた
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作者名:氷の妖精姫♪ | 作成日時:2022年4月6日 16時