タケミっちの学校へ突撃4 ページ11
俺たちは自転車で走っていた。
タ「あの、なんでオレの事なんか気に入ったんスか?」
マ「・・・くっだらねー質問。」
タ「スイマセン。」
マ「オレ、10コ上の兄貴がいてさ、死んじまったんだけどネ。」
タ「!」
・・・真一郎くん、マイキーが自分から真一郎くんの話をするなんてな、
マ「無鉄砲な人でさ、自分より全っ然強ぇやつにも平気で喧嘩挑んじゃうの。」
タ「へー。かっけぇ人だったんスね!」
マ「タケミっち兄貴に似てる」(ニコッ)
タ「へ!?」
『似てる似てる(笑)』
マ「でしょ?」
『うんうん!』
タ「そんなカッコよくねぇっスよ!!どこをどう見たら、」
マ「ハハハ、確かにタケミっちみたくダサくねーな。」
『あははっ、言えてる!』
タ「・・・それはヒドイっす。」
そして俺たちは自転車を止めておりた。
マ「今って不良がダセーって言われる時代だろ?」
タ「(そっか・・・この頃からそんなふーにいわれてんだ・・・)」
マ「兄貴の世代はさ、この辺りもすっげー数の暴走族がいてさ、その辺をチョッカンコール鳴らして走ってた。みんな肩肘張ってさ、喧嘩ばっかして、でも自分のケツは自分で拭いて、そんなヤツらがなんでダセーんだ?」
マ「だからオレが不良の時代を創ってやる。オマエもついてこい。オレはオマエが気に入った、花垣武道。」
ド「喧嘩強ぇ奴なんていくらでもいんだよ。でもな、゛譲れねぇモン ゛の為ならどんな奴にでも盾突けるオマエみたいな奴はそーいねぇ。考えとけよ、タケミっち。」
『タケミっち、俺もオマエが気に入った。キヨマサにやられてる時もそうだったけど、お前の姿を見てると、お前なら何かをやってくれそうだと感じた。花垣武道、オマエに一つだけ。マイキーについていって後悔はしないと思う。俺が保証する。だから考えといてよね。』(ニコッ)
タ「あの、Aくん、」
『ん?どうした、タケミっち。』
タ「Aくんはマイキーくんや、ドラケンくんのことめちゃくちゃ信頼してんスね!」
『まぁーな!あいつらは、俺の体の一部みたいなもんだ。アイツらが居なきゃ俺は今ここにいなかったと思う。あいつらは俺の命の恩人なんだよ!』(ニコッ)
ド「A置いてくぞー!早くしろー!」
『呼ばれたから、それじゃまたね。タケミっち。』
タ「はいっ!」
俺たちはそのまま帰り道を進んだ。
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琥珀(プロフ) - ニャオさん» ありがとうごさいます!!すごく嬉しいです!毎日夜になりますが更新しているのでこれからも楽しんでいただけるような作品を作っていきます! (2021年10月12日 17時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
ニャオ - 続き楽しみに待ってます!面白かったです! (2021年10月12日 17時) (レス) @page28 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2021年9月25日 20時