【薄桜鬼】 名無しの少女の本業は暗殺者です！ ＝１９＝

番外編　３ ページ9

状況が飲み込めない。









貴女「何で・・・ここに・・？」









南雲「はぁ？本格的にボケたの？平和ボケ？」









散々な言われようだ。









え、平和？









今の生活からはまたずいぶんと縁遠い・・・。









・・・そうか。









さっきからの妙な感覚。









あるはずのものがすっぽり抜け落ちた感覚。









空気に血の臭いが・・・死臭が混じってないんだ。









こんなこと、ありえるわけがない。









こいつらが生きてきたのは動乱幕末の京都だ。









それに僕の本業は暗殺者。









血の臭いが消えるなんて・・・ありえないことだ。

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