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黒子:凪咲さん...僕の練習相手になってくれませんか?


放課後部活へ向かおうとする彼女を呼び止めそう言う


凪咲:えっ!もちろんだよっ!


嬉しそうにさっそく今日からがんばろ!と笑う彼女と部活終わりに再び落ち合うことを約束し部活へ向かう


練習を終え、コートの片づけをしていると体育館の入り口近くに見慣れた人影がうつる



凪咲:大丈夫!テツ君もバスケすっごく大好きなんだから!


?:へー楽しみだな!


黒子:お待たせしました


?:うおっ!?


凪咲:あっテツ君!お疲れ!


?:テツ君って...お前が言ってたのこいつかよ!


黒子:君は...


凪咲:ほら!この間一緒に練習してる友達がいるって話したでしょ!大ちゃんだよ!


青峰:その呼び方やめろっての。つかおまえどっから出てきた!


黒子:青...峰君?


凪咲:自己紹介も済んだことだしほら、行こ!行こ!


全然紹介も済んでいないのによほど浮かれているのか早く!と背中を押す彼女につられて普段女バスで使っている体育館へ向かう


黒子:女子側に混ざってもいいんでしょうか?


凪咲:ん?大丈夫だよ!大ちゃんは毎日来てるし、1軍のメンバーは誰も残らないから


少し寂しそうな様子を見せた気がしたがすぐに先生にも許可もらってるよ!と話した時にはいつもの彼女に戻っていた

二人のペースについていけない僕に二人は嫌な顔一つせず、楽しそうに練習してくれた。それどころか...


青峰:いつか一緒にコートに立とうぜ!


凪咲:あっずるい!私もっ!


青峰:あっ!?お前は試合混ざれねーだろ


凪咲:混ざれるよっ!男装する!


青峰:ばれるわっ!


二人の会話が面白くてつい噴き出してしまった僕に二人もつられて笑いながら3人で拳をぶつけた

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作者名:Nagisa | 作成日時:2022年7月11日 2時

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