第八話「思い出の中に。」(長男視点)+a ページ8
「死んだんだよ……?」
十四松がそう放つ。
その時、カラ松との思い出が一気に蘇ってきて。
“おそ松兄さん。”
低いけど温もりのある優しい声で、俺の名前を呼んでくれたカラ松。
“フッ、俺はどうやったって周りを傷付けてしまう罪な男、ギルトガイ…。”
「痛い」と言われ泣きそうになっていたのを、そう言い必死で誤魔化して一人で泣いていたカラ松。
“俺はbrother達を愛しているぞ!!”
__誰よりも人を愛する事ができたカラ松。
誰よりも温もりがあって、
誰よりも傷付きやすくて、
誰よりも人を愛せる。
…そんなカラ松は、もう思い出の中にしか居ないんだ。
一松の荒々しい叫びを聞いた途端、改めてカラ松が死んだ事に気付かされた。
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なゆる - このはさん» 同一人物ですよ〜!ややこしくてすみません… (2016年11月28日 22時) (レス) id: 6b13ffbd74 (このIDを非表示/違反報告)
このは - nanaさんなゆるさんは同じ人なんですよね (2016年9月6日 16時) (レス) id: 0e46e7e484 (このIDを非表示/違反報告)
なゆる(プロフ) - このはさん» すみません作者です。ややこしくて申し訳ございません。 (2016年9月5日 23時) (レス) id: 1b43d596bb (このIDを非表示/違反報告)
なゆる(プロフ) - このはさん» 了解しました…!! (2016年9月5日 23時) (レス) id: 1b43d596bb (このIDを非表示/違反報告)
このは - 次はR作品お願いします (2016年9月5日 16時) (レス) id: 0e46e7e484 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:◇ Nana ◇ | 作成日時:2016年7月15日 21時