15話。 ページ17
「…あの、皆…ホントにごめんなさいッ…!!」
ベンチから立ち上がり、頭を下げてそう言う。
「……僕もごめん…。十四松の事…何も知らなくて…。」
今にも泣きそうなチョロ松兄さんに続いて、「俺も」「僕も」と皆が鼻声で言ってくる。
「でも…何であんな事してたのかだけは、教えてくれない?」
このチョロ松兄さんの言葉で、僕は泣きそうになりながらも全部話した。
個性が無いせいで忘れられるのが嫌だった事。
本当の自分を隠していた事。
心が病んでしまい気がつけば心も手首も傷つけていた事…全部。
話終わり皆の顔を見ると、皆泣いていた。
驚いたような悲しそうなような…そんな表情で静かに涙を流して。
「み、皆泣かない…でッ…。」
それを見ていると、僕もつられて涙をこぼしてしまった。
「お前、も…泣いてる…じゃんか…よッ…。」
一松兄さんがそう言ったとたん、涙がボロボロこぼれてきた。
「…あッ…れ…。」
何故か止まらない涙に疑問を抱きながらも、僕は泣き続けた。
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すみません、現在うごメモでPVを製作中なので占ツクの出現率が低くなります。
なるべく更新はできるよう頑張ります…!!
2016.4.21
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なゆる(プロフ) - ぼっちさん» 原作でも実際に十四松こんな風に闇抱えてそうですもんね。 (2016年9月5日 23時) (
レス) id: 1b43d596bb (このIDを非表示/違反報告)
ぼっち - こっちが本家みたいになってきました (2016年9月5日 17時) (レス) id: 0e46e7e484 (このIDを非表示/違反報告)
◇ Ｎａｎａ ◇(プロフ) - まやまやさん» コメントありがとうございます!これからも頑張るので応援よろしくお願いします…!!(*´▽`*) (2016年7月6日 21時) (レス) id: 1b43d596bb (このIDを非表示/違反報告)
まやまや(プロフ) - すごくいい小説です！こんな感じの十四松の小説好きです！！これからも応援していますので、頑張ってください(*^▽^*) (2016年7月3日 22時) (レス) id: 19ef69a05b (このIDを非表示/違反報告)
◇ Ｎａｎａ ◇(プロフ) - 銀白さん» こちらこそわざわざコメントありがとうございます!^^ (2016年6月26日 16時) (レス) id: 1b43d596bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◇ Ｎａｎａ ◇ | 作成日時：2016年3月26日 13時
