#46 事実無根 ページ6
見事に告白チャレンジ大失敗した次の日、私はいつも通りハーマイオニー達と朝食を摂っていた。少し変わった事といえば、昨日、ロンとハリーが仲直りしたから久しぶりに4人揃って食べたことくらい。でもまあ、元に戻ったってだけだけどね。
私が朝食のサンドイッチを頬張っている隣で、ハーマイオニーは新聞を読んでいた。先程から熱心に読み込んでいた彼女だけれど、急に顔を上げた。
ハマ「ねえ！？見てこの記事！！」
ハーマイオニーが指さす記事を見てみると、そこにはトーナメント直前に私とハリーとハーマイオニーが3人でハグをしている写真と、ビクトール・クラムの顔写真が載っていた。
「何この記事？」
私の問いかけに、ハーマイオニーは新聞の記事を声に出して読んでみせた。
ハマ「【平凡な女の子、M'sグレンジャーは大物のボーイフレンド狙い？恋敵は日本からの転校生で学校の人気者Aだった。情報筋によると、ミスグレンジャーはAとの恋の戦いを諦めて次の恋へ。今のターゲットはブルガリアの恋人と呼ばれるビクトール・クラム！狙われていたハリーとAのこれからの関係も気になる所だ。】ですって！」
読んでいる最中にだんだん顔が引き攣っていくのを見ると、ハーマイオニーはこの記事にかなり腹を立てているみたいだ。
「変な記事を書く人も居るもんだねぇ.......。」
ハマ「ホントよ！！！事実無根！！！ていうかA、冷静すぎない？貴方、勝手にハリーと恋人にされてるのよ？」
ハリ「そんな言い方されると悲しいんだけど…。」
「まあ、ハリーと私が恋人だなんて思う人は少なくともホグワーツには居ないだろうし、別にどうでもいいかな。」
ハリ「微妙に傷付いてる僕って一体なんなんだろう。」
だってさ、ハリーと私が親友だってことくらい皆分かってるでしょ。今さら恋人扱いされてもねぇ.......。私にはルーピン先生がいるし←
私達が新聞の記事に夢中になっていると、ハリーとロンの方からとある少年の声がした。
ナ「小包が届いてますよ！」
そうロンに言ったのは、私達の3学年下の後輩にあたるナイジェルだ。前に何度か話したことがあるけれど、弟みたいでとっても可愛い。
ロンはナイジェルから小包を受け取った。
ロ「ああ、ナイジェルありがとう。」
ロンに荷物を渡してもう用はないはずだけど、ナイジェルは帰ることはせずにハリーの方を向いてニコニコしていた。
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no non(プロフ) - いつの間にやら合計20,000hit超…ありがとうございます;-; (6月4日 21時) (
レス) id: 8fced7c227 (このIDを非表示/違反報告)
no non(プロフ) - ダイアナさん» ありがとうございます;-;お返事遅くなってすみません汗とても嬉しいです！ゆっくりではありますが更新して行けたらな〜って思ってます:) (6月4日 21時) (レス) id: 8fced7c227 (このIDを非表示/違反報告)
ダイアナ(プロフ) - 応援してます！待ってます！ (2023年3月15日 8時) (レス) id: a77adeeec4 (このIDを非表示/違反報告)
no non(プロフ) - 皆様あけましておめでとうございます。もうしばらく低浮上は続きますが、色々落ち着きましたら最後まで一気に突っ走るつもりです:)本年もどうぞよろしくお願い到します。皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げ、新年の挨拶とさせて頂きます＊ (2022年1月1日 0時) (レス) id: de80b1f653 (このIDを非表示/違反報告)
no non(プロフ) - いつの間にか合計15,000hitいってました。本当にありがとうございます:) (2021年10月16日 10時) (レス) id: de80b1f653 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：no non | 作成日時：2020年10月24日 1時
