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陽泉高校バスケ部。
それが私の所属する部活。
正確には、私はマネージャーだけれど。
別段、バスケに興味があったわけではない。
ただ単純に仲のいい劉に誘われて何も部活を
やってなかったし暇だったからってだけで
でも今は素直に楽しいと思っている。
荒木「A」
A「ん、はい?」
荒木「放課後までにこの日程表を
人数分コピーして配っておいてくれるか?」
A「は〜い、わかりました」
それは合宿の日程表だった。
来週夏休みに入るのでその次の週
つまり今から再来週に
東京に遠征を兼ねた合宿が入っている。
A「へぇ、東京で合宿かぁ。
東京には行ったことないなぁ」
福井「お、マジか、合宿東京?」
岡村「去年と一昨年は遠征こそあったが
場所は東京じゃなかったからのう」
私の独り言に入ってきたのは
三年生のキャプテンと副キャプテンの
岡村先輩と福井先輩だった。
二人はさっき監督から貰った
予定表を覗きながらスポドリを飲んだり
汗を吹いたりしていた。休憩に入ったらしい。
A「一昨年はわかんないですけど
去年はそうでしたね。
今年は念願の都会ですよ都会」
福井「テレビで見たけど
虹色の綿菓子があるらしいぜ」
岡村「時間があればテレビで見た
あの豪華なプリンが食べてみたいわい」
紫原「あー、あれ美味かったけど〜」
A「食べた事あるの?」
食べ物の話だからかアツシが入ってきた。
紫原「中学の時に食った。
あれ無駄にフルーツとかクリームとか
盛ってるだけで全体的には上手いけど
プリンメインって考えると
プリン本来の美味さが
潰れちゃってるんだよねー」
福井「うっわ、本当に食い物には饒舌だな…」
岡村「プリンの美味さが潰れてるじゃと…」
紫原「うん、まぁ、簡単に言えば前に食った
コンビニのプリンアラモードの方が美味かっ」
A「アツシ、それ以上はいけない。
主将のプリンへの夢を壊すのはやめよう」
紫原「は〜い」
そんな感じで東京談義をしていると
バシッと竹刀が床に叩きつけられる音が響いた
荒木監督だ。
荒木「おい、そこの秋田県民三人と紫原
わかってると思うが遊びに行くんじゃないぞ」
A「わかってまーす」
福井「でも東京って俺らからしちゃ
そりゃあ楽しみにもなりますって」
紫原「なんで俺まで混ざってんのー」
荒木「休憩終了!」
痺れを切らした監督の
竹刀の音が響き練習が再開した。
これはいつもの日常。
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ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様といつ付き合いますか (2019年5月1日 9時) (
レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - あの…僕のリク書いてくれてるのにあんな事言ってすみません 何があっても祥吾様を命懸けで守る執念が暴走してました (2019年4月30日 15時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：由麻 x他1人 | 作成日時：2017年12月23日 18時
