想イ出 ページ6
この後、色々と事情を説明された。
もうお前は生きてない、身体を改造した、お前は強い怨念を持ってるから此処に来た、等。１日だったらとてもじゃねぇが整理しきれない。下手なファンタジー小説でもこんなのねーぞ。てか、ファンタジーに分類されんのか？これ。
訳の分からないまま洛山の制服を着せられた。しかも女子用。
一応説明しておくが、身体を改造されて色々と身体能力とか可笑しくなってるらしい。いや、まぁ生きてない時点でな、まぁ可笑しい。そして、女になってる。胸は幼女も吃驚なまな板だ。自分で見たが、膨らみなんてなかった。立派な絶壁だった。
全身が映る鏡を見たのだが、案の定肌は青白かった。そんで、瞳の色がオッドアイ。色は深紅色と黄色。深紅の方が右。
後から聞いたのだが、俺の心の底で想っていた人をイメージしてこの身体を改造したらしい。じゃあ、赤司を想ってか。ねーわ。
「黒のストッキングか……身長も縮んでるし…てか、これ俺じゃなかったら萌えたのに」
再度鏡を見て、自分の容姿を確認する。
肩につくまで伸びた青がかった薄灰色。結構整っている顔。瞳の色は右が深紅、左が黄色。身長は生前よりも低くなっており……赤司より低いな。多分これ。肌が青白いのを除けばラノベに登場しそうなキャラ。
軽く床を蹴って飛んでみる。軽く、のつもりだったが天井に頭をぶつけた。どうやら話は本当のようだ。頭をぶつけるぐらいなんだ。普通の人間じゃ有り得ない。
いてぇぇぇぇぇ、と心の中で叫びながら、周りを見渡す。
直ぐ隣にシングルベッドが１つ。収納付だ。ベッドの隣に本棚がある。そこにはライトノベル……ラノベがある。窓はあるが、真っ暗だ。でも、黒で塗りつぶされた感じではなく、『海』みたいな…。
そういえば、ここは何処だろうか。地獄か？＿＿地獄ってこんな感じじゃねぇな。
んで、生活に必要なやつとかクローゼットとかその他諸々。
確認してこよう…、とその前に着替え終えないといけない。今はストッキングとシャツとネックレスしか身に付けていない。
ネックレス？なにそれ。と、思う奴も多いと思うが特に語らない。見た目は紅い色の石…宝石かと思わせる程の綺麗で、少しだけ透き通っている紅い石がついている。それ以外なんもない普通のネックレス。
＿＿＿でも、それは生前の俺でも前世の俺でも今の俺でも変わらない。とても大切な物だ。
まぁそんなことはどうでもいい。
近くに放り投げてあったネクタイやスカートを取り、着替える。
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あー - すんごく面白いです！頑張って下さい！\(＊´∀`＊)/ (2018年5月10日 18時) (
レス) id: 3aa18126bf (このIDを非表示/違反報告)
空気 - ネタが思い付かなくて、だんだん下手くそになっていますが許してください…w (2017年1月1日 22時) (レス) id: da1f461dec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨雫 | 作成日時：2016年12月31日 0時
