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番外編12 ページ30

次に目が覚めた時、私は病院にいた。


『赤ちゃん...』


私のベットの横に置いてある小さなベット、そこにカカシさん似の赤ちゃんがスヤスヤと寝ていた。


『わたしの...赤ちゃん...』


小さな小さな赤ちゃん。本当に生まれてきてくれてありがとう


ガラッ


カカシ「A!おはよう」


『おはようございますカカシさん。お仕事はいいんですか?』


カカシ「綱手様が変わってくれたんだ」


綱手様...ありがたい。


『見てください、カカシさんと同じ銀髪ですよ』


カカシ「そうだね。でも、Aと同じ黒髪でもいいと思うよ」


黒髪か....


カカシ「あの中、よく出産をしてくれたね。ありがとう」


『いいえ。わたしもこの子に会えないまま死ぬなんてごめんでしたから(*^^*)会えてよかった』


本当に会えてよかった。


カカシ「A、この子の名前だけど」


なまえ...


カカシ「Aにつけて欲しいんだ」


え...


『わたしが...?』


カカシ「ずっと考えていたんだ。この子に会う名前は何かって。だけどいざ産まれてみたらAにつけて欲しいと思ったんだ」


私が...名前を...


カカシ「もちろん、俺も一緒にかんがえる。だけど...最終的に決めるのはAでいいかな?」


『はい。この子にぴったりの名前を付けましょう』


____数日後


赤ちゃんの名前が決まった。


ピンポーン


『はーい』


ナルト「よ!」


ヒナタ「こんにちわ」


『ヒナタ!ナルト!いらっしゃい、はいって!』


今日はナルトとヒナタがお祝いに来てくれた。昨日はサクラ、そして夜にサスケが来てくれた。


ヒナタ「小さい!」


ナルト「カカシ先生そっくりだってばよ(^^;)」


生まれた時から思ったけど、退院してからはさらに似てきている気がする。


ナルト「名前は!?サクラちゃんに聞いても教えてくれなかったんだってばよ!」


サクラ、秘密にしてたのね(^^;)


『この子の名前は』


私は赤ちゃんを抱き上げる。



『はたけ クサビ』


ヒナタ「クサビ...」


ナルト「どういう意味なんだってばよ」


『私がここにきてナルト、ヒナタ、サクラ、サスケ、カカシさんみんなと出会えて強くなれた。この子には沢山の人を強く結びつける子になって欲しい。そういう意味よ』


ナルト「クサビか....よろしくな!クサビ(*^^*)」


クサビ「o( ̄◎ ̄)o 」


寝てる(*^^*)


クサビ...これからたくさん幸せにするから、よろしくね!

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作者名:プーリー | 作成日時:2019年10月5日 17時

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