42.到着 ページ42
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「到着しました。」
そう運転手の方が言いながら、車のドアを開けてくれます。
朱桜様が先に降り、手を引かれ私も車を降ります。
到着した場所、其処は……
『私の、屋敷……？』
目の前には毎日見ている、門、庭、屋敷。
更に、
「朱桜様。ようこそ、成瀬家へ。
そして、お帰りなさいませ。御嬢様。」
使用人も門の前で待機していた、という。
『あ、あの、ちょっと、これはどういう事ですか…！？説明してください…！』
使用人に駆け寄り、小声で助けを求めます。
「あら？御嬢様、御存知ではないのですか？
今日の午前中、朱桜司様御本人から御電話があったのですよ。
旦那様と奥様に御話が有るそうで…。」
使用人が小声で説明をしてくれましたが、私の困惑は解けることはなく…
いえ、逆に困惑しました。
私の両親に御話…？
一体何なのでしょう？
「成瀬さん」
朱桜様に名を呼ばれ振り向くと、
おいで、というように手招きされます。
大人しく朱桜様へと駆け寄ると、手を握られ……
『え…！？』
車の中でもそうでしたが、今日は朱桜様に触れられることが多いような気がします。
「嫌でしたか…？」
驚いて声をあげた私を見て、首をかしげ心配そうに問い掛けてくる朱桜様。
そんな表情に仕草に、きゅん、と胸が高鳴ります。
好きな人に触れられて嫌なわけありません！
なんて言えるわけなく、只首を横に振ることしかできません。
それでも、私の行動に安心したように屋敷の中へと入って行きます。
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すのーどろっぷ(プロフ) - 蒼穹さん» わぁあああありがとうございます！！胸きゅんをお届けできてよかったです^^* (2017年12月31日 0時) (
レス) id: 9445aaa6c2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼穹(プロフ) - 司くんがヤバい(語彙力)久しぶりにキュンキュンしたよ！ (2017年12月31日 0時) (レス) id: 52262e91ae (このIDを非表示/違反報告)
すのーどろっぷ(プロフ) - 遥さん» 遥さん…!!嬉しいお言葉ありがとうございます!!私も遥さんの作品(零さんの小説等)読ませていただいております!! (2017年12月2日 21時) (レス) id: 59eb69c453 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - すのーどろっぷさん、完結おめでとうございます＆番外編待ってました…！これからも読ませてもらいます♪ (2017年12月2日 21時) (レス) id: 59201c6d0a (このIDを非表示/違反報告)
すのーどろっぷ(プロフ) - 泉実さん» あぁありがとうございます!!喜んもらえて嬉しいです;;;;り、リクエストまで…!!了解致しました!初デートする2人、書かせていただきます!! (2017年11月29日 19時) (レス) id: 59eb69c453 (このIDを非表示/違反報告)
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