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188. ページ38

それから皆はファラムオービアス戦に向けブラックルームで特訓を始めた。









その間、Aは部屋で剣城の居場所を何とか探っていた。









『剣城君の居場所さえわかれば、後はこっちのものなのだけど……









そもそも何故剣城君が誘拐された?









こちらの戦力を削るため……いや違うな。何か別の……』









そんなことを考えていると、Aの部屋の扉が急に開き神童が中に入ってきた。









ノックもなしに入ってきたことに驚いたが、神童の真剣な顔を見てAは全てを察した。









『(これは……私、疑われているようだね)』









そして神童はゆっくり口を開く。









神「コーチ、正直に話してください。








剣城が以前からニセモノだったということを……あなたは知っていましたね?」









『ほぅ?その根拠は?』









神「ニセモノの剣城が言っていた言葉です。









コーチには散々邪魔されてきた、と。









それはつまり、ニセモノだと気付いたコーチは、偽剣城のスパイの邪魔をしていた……ということですよね」









神童の答えにAは小さく笑みを浮かべた。









『フフ……あぁ、その通りだよ神童君。私は以前から彼がニセモノだと気付いていた。









さぁ、正直に話したよ。君は私をどうする?』









Aは神童を試すようにジッと見つめた。









神「……ありがとうございました」









『!』









Aは神童にお礼を言われ目を見開かせた。

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名無し - 続編おめでとうございます明けましておめでとうございます今年も夢小説も無理せずにお仕事頑張って下さい! (2020年1月1日 0時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
銀世界の姫騎士 レオ(元Setsuki.)(プロフ) - 続編おめでとうございます!おもち美味しいですからね…太らないように頑張ります…^^; (2019年12月29日 17時) (レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年12月29日 15時

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