１８５． ページ35
皆がTMキャラバンを降りると、目の前には沖田が驚いた顔で坂本を見ていた。
『沖田さん？』
Aは屯所で寝ているはずの沖田を見て眉をしかめた。
坂「この度のお目通り、感謝致します！」
慶喜「お、おぉ……苦しゅうない」
その時、Aがそこら中にいる剣士達に聞こえるよう声を上げる。
『龍馬さんの身に何かあれば、私達はすぐにこれで帰ります』
「どういう意味だ？」
『もし、罠だってことが人々の知られたら、誰も幕府を信用しなくなるのではありませんか？』
Aがそういうと、慶喜やその側近達がわかりやすく動揺した。
狩「やっぱり罠だったんだ」
輝「それを事前に見破るなんて、やっぱりAさんってすごいｯ……！」
輝はAを尊敬の眼差しで見つめていた。
天「龍馬さんの話を聞いてあげてください！お願いします！」
慶喜「……手短に話せ」
坂「ハッ！単刀直入に申し上げます。日本を、もっと開かれた国にしたいのです！」
慶喜「な、何を言い出すっ」
坂「”大政奉還”であります！」
沖「た、大政奉還！？」
信「歴史の授業で習った！」
錦「とんでもない瞬間に立ち会ってるぜよ、ワシらっ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 55人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒糖かりんとう(プロフ) - すみません、どうしても気になってしまったので…（ーー；） (2021年11月1日 6時) (
レス) @page19 id: 9c7801f442 (このIDを非表示/違反報告)
黒糖かりんとう(プロフ) - 一応書きますが…真選組は銀魂での当て字のようなものでは…？銀魂未履修なので詳しくは知りませんけども、新選組か新撰組がたぶん正しい並びだと思います (2021年11月1日 6時) (レス) @page19 id: 9c7801f442 (このIDを非表示/違反報告)
月奈 - 豪炎寺君が主人公に遊ばれているシーン、大好きです。これからも、入れていただけると嬉しいです。 (2019年10月19日 22時) (レス) id: 6ced1cb57c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年10月18日 19時
