痛みを感じない少女【FFI】～Another Story 4～ (ページ50)

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無事Aを救出した後、円堂達がその場に現われた。

円「おーい！皆ー！勝ったんだな！お前達も！」

不「当たり前だろうが」

壁「Aさんも無事でよかったっすー！」

エ「レディ、お怪我などはしておられませんか？」

『フフ、問題ないよ。心配をかけたね皆には』

リカを助けに行っていたメンバーがAを見て安心したような笑みを浮かべた。

円「よーし！これで決勝トーナメントに戻れるぞ！」

アラ「感謝しているわ」

声がし振り返るとそこには負けたはずの魔界軍団Zがいた。

アラ「貴方達との戦いは、その子をはるかに凌ぐ良い生け贄となったもの」

デ「お前達の強き魂のおかげで、魔王は今目覚めた！」

鬼「なんだと！？」

その時、地面が大きく揺れAがふらついたところを豪炎寺がすかさず支えた。

豪「大丈夫かA？」

『えぇ……でも、一体何が起ろうとしているのだろうね……さすがの私も、ここから先は想定しようがないけれど……』

その時、再びデスタの声が聞こえた。

デ「千年の封印は解けた……」

？「今、破壊の時が始まる」

デ「強き魂を喰らい、魔王は復活した！」

？「我らはダークエンジェル」

円「その声……セイン……セインなのか！？」

セインと呼ばれた少年は、リカを連れ去った天空の使徒のセインだった。

『天使と悪魔が、手を組んだ……？いや……これは面白いことになりそうだ』

Aはダークエンジェルを見つめ不適に笑うのだった＿＿＿＿＿＿