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後半戦、立向居の方を見ると、立向居が円堂のマジン・ザ・ハンドと同じ動きをしていた。しかし立向居のマジン・ザ・ハンドは途中で消えゴールに入った。
『ほぅ……まさかマジン・ザ・ハンドまでも習得しようとしているのか……』
そして円堂も立向居も技を完成させることはできずに試合が終了した。
グ「こんなサッカーもあるんだなぁ……」
隣でグランがそう呟いたのをAは聞き逃すことはなかった。
『……さて、そろそろ戻ろうかな』
グ「あれ?もう行っちゃうのかい?」
『どうせ、また現われるんだろう。そのために今日ここに来た……違うかい?』
グ「さぁ……どうだろうね」
『ほんと、その読めない笑み、大嫌いだよ』
Aは嫌みったらしくそう言うと屋上を出て皆の元へ戻ってきた。
瞳「どこに行っていたのかしら?」
『お手洗いですよ。まぁその途中に野良犬に噛まれそうになったりはしましたけどね』
瞳「そう……まぁいいわ。選手達のデータを記録しておいてくれるかしら」
『わかりましたよ監督』
瞳子はそう言ってどこかに言った。ふと屋上を見ると、そこにグランの姿はなかった。
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ベルモット - エイリア学園編もクライマックスですよね。FFI編楽しみにしています。 (2019年8月27日 6時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年8月25日 15時