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それからAは電車や交通機関を乗り継いで何とか学校へ到着した。
外はすっかり暗く、雪が積もって冷え込んでいた。
Aは寮の自分の部屋に戻ってくると、クローゼットの中に丁寧にカバーをかけて置いておいた布を取り出す。
その布は、カリムからもらったものだった。
『よし……早速取りかかろう。確か部室に置いておいた試作品のアクセサリーがあったはず……』
Aはその布を持って校舎内にある映画研究会の部室へ向かった。
しかし、鏡を通って鏡舎へ出たその瞬間、スカラビア寮の鏡から、空飛ぶ絨毯に乗ったユウとグリムが飛び出して来た。
『え……』
「わー！退くんだゾー！！」
『なっ！？』
Aは咄嗟に避けようと思ったが、空飛ぶ絨毯のスピードが速く巻き込まれてしまった。
そしてその瞬間、魔法の絨毯から体を投げ出され、Aたちはその場に転がってしまった。
「ふな”ぁああ……」
「ここは……？」
真っ暗な暗がりの中、カチッという音と共に部屋の灯りがつく。
灯りがつくと、そこはオクタヴィネル寮の「モストロ・ラウンジ」で、リーチ兄弟が目の前に立っていた。
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らむくん(プロフ) - やだｯｯｯ!!お前すきｯｯｯ（帰れ (2020年7月13日 19時) (
レス) id: 4eb72e88f0 (このIDを非表示/違反報告)
暇人B - 続編おめでとう御座いますぅぅぅぅぅぅぅぅぅ((うるせえ (2020年7月13日 16時) (レス) id: 655b6dff02 (このIDを非表示/違反報告)
蝶凛 - 続編おめでとうございます！無理をせずに更新頑張ってください！ (2020年7月12日 22時) (レス) id: 7c94aa4f70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年7月12日 21時
