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ああ…こんなことになるとは……。
ビルの屋上にて頭を抱えた。
「…ごめん、Aちゃん」
「いや…いい……」
昼間にカネキたちが行った病院の看護師を狙う、と。
どうやらそいつは嘘をついてるようで。
「カネキくん、病院では何故僕を置いて行ったんだいTell me」
「…お前……」
習を哀れみの目を見る。
…とことん可哀想な奴だ……。
風が吹く屋上から、下を眺める。
「…Aちゃんは任せるよ」
「ん?……あぁ、わかった」
「……!来た…」
見下ろすと、一人の女性が歩いている。
あの人が看護師かー。
カネキが行こうとした時、その看護師の周りに誰かが降り立った。
「……ん!?」
思わず身を乗り出した。
「…あんの野郎っ!!」
一人壁を駆け降りる。
出てきやがったな馬鹿が。
前方に回転しながら金髪野郎に踵落とし。
「いってぇ!?」
「おい…こんの馬鹿野郎……」
「何すんだクソアマ!!!……って、ん!?」
地べたに倒れた金髪をマスクを外して見下ろした。
「A!?お前Aか!?」
「よおバカナキ……。相変わらずバカだなてめぇは」
ちらりと倒れている看護師を見た。
…あれ、生きてんのか。
「久々じゃねぇか!!元気か!?」
「……お前は元気そうだな」
白けた目でナキを見る。
…よりによってうるせぇ奴が。
「…あ、カネキ」
「…彼女は僕らが攫う」
「んん?なにお前…Aの……!」
何かを気付いたようなナキ。
「そのマスクに白髪……そうか…お前がタタラの言ってた…」
「…Aちゃん、こいつはアオギリ?」
「うん」
小声で確認。
それに気づかないナキは続ける。
「俺の‶神アニキ"ヤモリさんを殺ったクソッタレ隻眼…うっ…」
言葉に詰まらせて涙がこぼれた。
「げっ…泣くなよ泣き虫ナキ……」
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緋伽 - 久しぶりにみて驚きました。もっと続けてほしかった〜!!でもまあ、本人が決めた事なので…お疲れ様でした！ (2015年8月26日 11時) (
レス) id: c8a547c079 (このIDを非表示/違反報告)
利沙 - 今日、あつきさんの後書きを見て驚きました 作品も消してしまうのですか…(><) 何度読んでも楽しい、面白いあつきさんの作品が読めなくなるなんて残念すぎます(´ｰ`;) 作品を残していただけたりはできませんよね… (2015年8月24日 22時) (レス) id: 40d144a49d (このIDを非表示/違反報告)
あつき＠月山家。(プロフ) - 罪+乙女の科学変化スパイスDさん» 月山かっこいいですよね! (2015年5月26日 17時) (レス) id: e41d28bd72 (このIDを非表示/違反報告)
罪+乙女の科学変化スパイスD - MM氏はただのヘンt…{ｹﾞﾌﾝ だと思っていたのですが…かっこよすぎ！鼻からケチャップが止まらない…ｸﾗｸﾗﾘﾝハァトブレイク… (2015年5月12日 22時) (レス) id: be14bf58fa (このIDを非表示/違反報告)
あつき＠月山家。(プロフ) - マナさん» ありがとうございます! (2015年3月22日 19時) (レス) id: e41d28bd72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あつき | 作成日時：2015年3月8日 20時
