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「そうおかなくちゃ。」

アマイモンは、そう言って、美緒に一瞬で近づいた。その次の瞬間、美緒を殴った。だが、美緒は、ギリギリ攻撃を、防御していた。

(うわ、さっき、喧嘩売ってもうたけど、勝てる気が、全くせーへん。)

(しかも、ここで、目立つ技を使えば、みんなが来て、燐が、魔神(サタン)の息子であることが、バレてまうし…。)

(どうしたらええんや、こういう時!)

美緒が、色々考えている隙にアマイモンは、美緒のお腹に、蹴りを入れる。それを、何発も。その攻撃を、サヤが、アマイモンを噛んで、阻止した。そのお陰で、アマイモンに隙が生まれ、美緒が、攻撃できる時間ができた。

(ここは、後ろに回って、首を絞める…!)

美緒の計画通り、アマイモンは、首を絞められたが、痛くも痒くも無い様な顔つきをしていた。一方、美緒は、さっきのアマイモンの攻撃により、かなりのダメージを受けている。

それから、五分経つとアマイモンは、燐の攻撃へと移った。美緒は、完全に、ノックダウンしてしまっている。身体中が痛み、立つことさえも、ままならない状態に、なってしまっている。

『り、ん…!あん、たが、勝てる様な相手じゃ、ない…!』

身体中の痛みを堪え、燐にそう言うが、意識の飛んでいる燐には、その声は、届かず。燐が、戦っている間に、山田が現れ、アマイモンは、去った。その直後に、先生方が、到着した。

「美神さん!大丈夫ですか!?」

『だい、じょうぶです…。』

美緒が、そう答えると山田が、戻ってきた。その姿は、いつもの様子とは思えないほどだった。

「久しぶりだな。」

「まさか…。」

「え、山田じゃねぇの?」

「いい加減、この格好も飽きたなぁ。」

そう言って、奴は、変装から、本当の姿を見せた。
ビキニに、赤毛のポニーテール。奴の正体は、雪男の嫌いな奴だった。

「あたしは、日本支部の危険因子の調査をするために、正十字騎士団バチカン本部から、派遣された上級監察官。」

「上一級祓魔師(エクソシスト)の、霧隠シュラだ。」

その場にいた四人は、彼女の本当の姿に、驚き、美緒は、咳き込んだ。咳き込んだ際に、出てきたのは、血だった。雪男が、言うには、重症だと言い、しばらくは、無茶なことはせず、安静にしてくださいと言っていた。

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心愛(プロフ) - ライチさん» なんか、大切にしてくれそうな感じが、私は、好きです。勝呂くんは、ほんま、かっこええんですよ…!(なんで、関西弁) (2018年1月17日 20時) (レス) id: cf2592aa4a (このIDを非表示/違反報告)
ライチ - 勝呂くんっていいですよね (2018年1月17日 20時) (レス) id: a0268dc41a (このIDを非表示/違反報告)
心愛(プロフ) - Nakoさん» ありがとうございます。 (2018年1月14日 22時) (レス) id: cf2592aa4a (このIDを非表示/違反報告)
Nako - 更新頑張ってください!気長に待ってますw (2018年1月14日 22時) (レス) id: 70ebcf406e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桐生心愛 | 作成日時:2018年1月14日 21時

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